最近、日本では「うさぎ」はペットとして人気がありますが、明治時代より前には食用として飼われていました。

今のように食べられるものが豊富ではなかったため、優れた繁殖力をもつうさぎは、食用として最適だったのですね。

うさぎは、16世紀頃にオランダより日本へ持ち込まれたと言われています。

うさぎ 食べる 国 肉 味 栄養

うさぎを食べる国ってどんな国?

日本では、今は一般的にはうさぎを食べることは少なくなりましたが、現在でも食用として流通している国が数々あります。

例えばフランスでは、うさぎのテリーヌやステーキなどがフランス料理のメニューとしてあります。

これらの料理は、日本のフランス料理のお店でも見かけたことがあると思います。

イギリス北東部では、ミートパイの中身にうさぎの肉を使うこともあるようです。

こちらの話は有名で、皆さんよくご存知の「ピーターラビット」の第一巻にも書かれています。

また、うさぎの肉は日本でも一部の通信販売で購入できるようです。

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うさぎの肉はどんな味?

うさぎの肉は、淡白で食べやすいと言われています。

味は鶏肉に似ていて馴染みやすい一方、小骨が多いため気をつけなければなりません。

しっかりと血抜きをすればくせがなくなり、食べやすくなります。

豚汁の豚の代わりにうさぎの肉を用いるなど、煮込み料理に適しているようです。

一度食べたら、やみつきになるという人がいるくらい、愛好者が多いようです。

うさぎの肉にはどんな栄養がある!?

あまり馴染みのないうさぎの肉ですが、栄養がたくさん含まれています。

ビタミンB6、B12、ナイアシン、カリウム、リン、ミネラルなど、高タンパク低脂肪のため、理想的な健康食だといえます。

ダイエット中の食材としても、最適ではないでしょうか。

栄養価は高いのに、カロリーは低いなんて、理想的なヘルシー食品ですね。

まとめ

以前は食用として飼われていたうさぎは、今やペットとしてのイメージが強く、「食用」と聞くとかわいそうと思われる方もいるかもしれません。

しかし、ヨーロッパやその他、数々の国で昔も今も食べ続けられています。

味の良さもあることで、うさぎの肉の栄養価を重視しているからかもしれませんね。

日本ではペットのイメージが先行してしまうため、食用としてはなかなか受け入れ難いでしょうが、今後、健康食材として見直すときがくるかもしれませんね。

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