自然界においては、食物連鎖の下位に位置し、捕食される側の小動物であるうさぎですが、家畜化されたうさぎは野生種と違って色々な種類があります。

その一種類に、ライオンラビットという名前がついたうさぎがいますが、百獣の王ライオンと、か弱い小動物のうさぎの二つの名前がついているという実に不思議なうさぎです。

この不思議な名前を持ったライオンラビットは、いったいどんな特徴を持ったうさぎなのでしょうか。

うさぎ 品種 ライオン

見た目がライオンにそっくりという訳ではないようです!

ライオンラビットは、うさぎのあの特徴的な長い耳を持っておらず短い耳をしています。

また体全体を覆う毛もふわふわと長く、一般的な短い毛の耳の長いうさぎとは大分印象が違ううさぎです。

ライオンにそっくりかといわれると、残念ながらそれほど良く似ている訳ではなく、全体的な雰囲気が何となくライオンといったイメージがある程度です。

そんなライオンラビットですが、ペットとしての歴史は浅いのですが、その見た目の可愛さから最近ではだいぶ人気の品種となっており、価格も2万円から3万円ほどとペットのうさぎの中で比較的高値となっています。

また、一口にライオンラビットといっても、ライオンラビットは体の大きさや特徴によって呼び方が違う場合があります。

ライオンラビットの中でも小型な種類の場合は、ドワーフライオン、耳が垂れている場合はライオンロップと呼ばれることが多いようです。

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では、このライオンラビットをペットとして飼育する場合は、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

ライオンラビットはベルギー原産のうさぎで、短い耳と長いふわふわとした体毛が特徴です。

また他のうさぎと比較して、極端な寒さや暑さにも弱く適正温度は15度から25度くらいといわれています。

この適正温度からはずれた状況が長く続くと、あっという間に弱ってしまうので注意が必要です。

他の種類のうさぎも、高温多湿な環境に弱く非常にデリケートな動物ですが、より小型でかつ体毛が長いことが特徴であるライオンラビットは、通常のうさぎよりもよりデリケートに飼育してあげることが大切です。

まとめ

耳が短く体毛が長く、ふわふわとしていることが特徴のライオンラビットは、その可愛さから日本でも大分人気が出て来ている品種です。

耳が長く毛の短い通常のうさぎと比べると、更にデリケートな飼育が必要な品種ですが、大切に飼育していきたいものです。

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