丹精込めて育て上げた稲。
あともう少しで収穫。
そんな時、イノシシに田んぼを荒らされるという被害が、近年増えてきています。
イノシシに田んぼを荒らされたら、もう終わりなのでしょうか?
イノシシが荒らした田んぼは臭い!?
イノシシは強烈な匂いがします。
臭いです。
一度イノシシに入られた田んぼはとても臭いです。
米の状態ではわからなくても、炊くと臭うことがあるようです。
そうなってくるととても商品としても無理ですし、食べられませんよね。
被害は甚大です。
イノシシは体の表面に害虫がついているのを払うために、泥に体をこすりつけて転げまわるようにすることがあります。
田んぼでこれをやられたら、もうおしまいですよね。
荒らされてしまったら、市町村の補助は自治体ごとに違うでしょうが、農業共済をかけていれば、農業災害補償法により、補償があります。
掛金に至っては半額補助がありますので、ぜひ保険には入ることをおすすめします。
また、被害に合う前に電柵を設けるなどの対策をすることも、大切です。
今まで被害にあっていなかったからという理由で、今度も大丈夫だろうという推測は甘いです。
イノシシはご馳走をもとめて、里へ里へと降りてきています。
イノシシが普段山で食べているものより、お米や畑で育てられたものの方が、イノシシにとってご馳走なのです。
イノシシ自体も里へ降りてくるのは恐怖を感じているのですが、この食欲に負けて、注意しながら降りてきてしまうのです。
それなので、「なんだ、大丈夫じゃん」と思われないように、「里は怖いんだ」ということを、イノシシに思わせなければなりません。
まとめ
イノシシは畑だけではなく、お米も大好きなのですね。
特に稲は育てる期間も長いですし、手間もかかりますので、田んぼを荒らされてしまっては、ショックで立ち直れませんよね。
しかも匂いもしっかり付きますので、再利用もできません。
しっかりと対策をして、このような悲しい被害を少しでも減らせるようにしましょう!