シャクトリムシは、シャクガという蛾の幼虫で、世界には数百種類のシャクガが生息しているそうです。
4月から10月の間に3~4回発生し、冬はサナギの姿で越冬するようです。
シャクトリムシが、卵から孵化をして成体になるまでには,どのぐらいの期間が必要なのかを調べてみました。
シャクトリムシの幼虫から成虫までの期間はどのくらい?
シャクトリムシと一言でいってもその種類はかなり多く、種類によっては冬にも活動する「シロフユエダジャク」といった種類のシャクガもいるので、卵から成体になるまでの期間はそれぞれ違います。
シャクトリムシは、一年間の中で春先から夏にかけて多く発生します。
冬を越したシャクガのサナギが、春になると羽化し卵を産み春になると活動を開始します。
シャクガの卵は、シャクガの種類によりますが1週間から10日ほどで孵化し、幼虫になります。
幼虫になるとシャクトリムシと呼ばれるようになり、尺を測るような動きで移動します。
柑橘系やバラなどの葉っぱを食べるものや、金木犀などの葉っぱを食べて成長します。
シャクトリムシは害虫に指定されていることもあり、駆除をするのであればピンセットで一匹ずつ駆除をするか、薬剤を散布することで予防をすることができます。
幼虫の期間は、約10日~20日ぐらいだそうです。
サナギになると、春や夏にサナギになったものは1週間から10日程度で羽化し、シャクガの姿になります。
冬に近い秋にサナギになった場合は、越冬をするため春までサナギのままの姿で過ごすようです。
まとめ
シャクトリムシは、シャクガという蛾の幼虫で、数百種類もいるので種類ごとに生態が異なる。
1年に3~4回ほど発生する種類のものは、サナギのまま越冬し、春になると羽化する。
幼虫からサナギまでは約10日~20日、サナギから成体までは7日~10日で、幼虫から成体までは30日ほどかかるようです。