シャクトリムシは、シャクガという蛾の幼虫で世界に数百種類から数千種類とも言われています。
害虫に指定されており、柑橘系の木など様々な木に発生します。
駆除をする方法は、薬剤などを散布することで効果的に駆除ができますが、無農薬で駆除することで安全に駆除をすることができます。
シャクトリムシを無農薬で安全に駆除する方法とは?
無農薬は、農薬をつかわないで植物を栽培する方法で、安全とされています。
シャクトリムシを無農薬で駆除する方法はいくつかありますが、その中でもシンプルに行えるほさつという方法と、木酢液を散布する方法を紹介します。
ほさつというのは、シンプルにシャクトリムシを手やピンセットなどで捕まえて駆除する方法です。
一匹ずつ駆除をしていくので、シャクトリムシが少ない場合は効果的ですが大量に発生したり、手の届かない場所に発生したりする場合はあまり効果がありません。
木酢液は、炭などを作る際に発生する煙を集めて作る液で、水に薄めて使います。
市販されている木酢液もありますが、入っている成分によっては効果が薄かったり有害の場合もあるので注意が必要です。
自作する場合は、炭にする樹木によって効果が変わったりするそうです。
木酢液を噴霧器や霧吹きのような容器にいれて、樹木に散布することでシャクトリムシを発生することを防いだり、駆除をすることができます。
シャクトリムシが発生する、4月~10月にかけて散布をするのが効果的ですが濃度を間違えたり、散布しすぎると樹木を痛めてしまうので注意も必要です。
まとめ
シャクトリムシはシャクガという蛾の幼虫で、かわいい動きをしますが害虫として扱われます。
無農薬でシャクトリムシを駆除するには、ほさつするという方法と木酢液が効果的です。
木酢液は、薄めて使うのが一般的で濃度が濃すぎると植物を傷つけてしまうので注意が必要です。