夏の害虫のひとつとされるアブ。
刺されると痛みを伴ったかゆみがずっと続くため、思わず掻きむしりたくなってしまいますが、ちょっと待ってください。
掻いてしまうと、刺された跡が傷になってしまい、いつまでも残ってしまいます。
今回は、アブに刺されてしまったらどうしたらいいのか、その対処法をご紹介します。
アブに刺されて腫れたときは
アブに刺されて腫れたときは、後述する応急処置をおこなった後に、薬を塗っておきましょう。
アブの場合、ステロイド系や抗ヒスタミン系の薬が効きます。
市販されているものでも十分効果がありますので、ドラッグストアなどで探してみましょう。
アブに刺された跡が残った場合は
適切に対処したとしても、刺された跡が残ってしまう場合があります。
患部で色素沈着が起きており、傷跡として残ってしまうのです。
この場合、ビタミンCを摂取して皮膚の再生を促すことで、傷跡を薄くすることができます。
また、最近は代謝促進効果のある「ヘパリン類似物質」を含み、傷跡を薄くする作用のある薬も市販されています。
一定の効果がみられるようですので、こちらも試してみる価値はあります。
もしあまりに傷跡がひどく、なかなか治らない場合は、皮膚科に行って診てもらいましょう。
適切なお薬を処方してくれます。
アブに刺されたときの対処
アブに刺されると、激しいかゆみとともに患部が腫れ、時に熱感をともないます。
気になるかとは思いますが、掻きむしったりせず、まずはそのまま患部付近の血を絞り出して流水で流すか、ポイズンリムーバーを使ってかゆみの元を除去しましょう。
これで後々出てくる腫れやかゆみをいくらか緩和することができます。
ポイズンリムーバーはアウトドアのショップなどで買うことができます。
薬局でも置いてあるところがありますが、ない場合はインターネット通販でも買えます。
1,000円~2,000円程度で買えるので、ひとつ持っておくと安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アブに刺されたら、まずは適切な応急処置をおこなうことが何よりも大事です。
これにより、のちに出てくるであろう症状をやわらげることができます。
もしどうしても処置ができなかったり、処置をしても傷跡が残ってしまったりした場合も、諦めずに上記の方法を試してみてくださいね。