ブヨは山中などに生息しているハエの仲間だと言われています。

サイズはイエバエよりも小さく、数ミリ程度だとされていますが、人から吸血する衛生害虫で、山中などで仕事をする人たちやキャンプに良く行く人たちから、非常に嫌われている昆虫と言えるでしょう。

そんなブヨに指されたときの対処法について調べてみました。

ブヨ 毒 抜き方 時間

ブヨに刺されてしまった時の症状とは?

ブヨのメスはヒトなどを含む哺乳類から吸血して、産卵する為の栄養分を摂取するハエの仲間だとされています。

しかし、他の吸血動物の蚊やアブとは異なり、吸血時に皮膚を噛み切るため、結構な痛みを伴うと言われています。

また、吸血時に毒素を傷口に入れるため、咬まれてしまった部位が数倍腫れ上がってしまうと言われており、蚊やアブよりも注意が必要だと言われています。

さらには、刺された翌日以降から強い痒みが出てきたり、体質によっては1ヶ月以上も晴れが引かないことや、注入されてしまった毒の量によっては、数年間も直らないケースがあるとされています。

リンパ節炎や呼吸困難などを引き起こすケースも稀に報告されているようです。

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ブヨに刺されたときの毒の抜き方とは?

ブヨに刺されてしまった場合には、すばやく注入された毒素を抜くと症状が軽くなると言われています。

口などで吸い出してしまうと二次被害が考えられるとされており、毒を抜く場合にはポイズンリムーバーを使用すると良いと言われています。

ポイズンリムーバーとはアウトドアグッズのファーストエイドアイテムのひとつで、ヘビやハチなどにさされた場合にも使える、毒素を患部から吸いだすアイテムのようです。

形は注射器のようなプラスチックをしていることが多く、患部に当てて注射器のようにポンプを引き上げると、毒素を吸引してくれるようです。

このようなファーストエイドアイテムが手元に無い場合は、指で傷口を搾り出すようにひねるだけでも、多少は効果があるようです。

ブヨの毒抜きは時間が経っていても有効?

ブヨの毒抜きは刺されてから痒みが出るまでの短い時間でしか有効ではないとされています。

時間が経っている場合は、傷口の消毒や市販の抗ヒスタミン剤を含んでいるステロイド系軟膏などを塗布するなどの応急処置を行い、症状が酷くなる前に皮膚科などに通院するようにすると良いでしょう。

まとめ

ブヨに刺されてしまった場合はすばやく毒を抜くことが大事だと言うことが分かりました。

毒を抜く場合、ポイズンリムーバーなどのファーストエイドアイテムを利用すると良いようです。

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