ブヨは春から夏にかけて吸血活動を行う害虫の一種とされ、蚊やアブなどとは違って虫刺されの症状が悪化しやすいことで有名なハエの仲間のようです。
サイズは1センチに満たない程小さく、刺されてしまってから数時間~1日程度経過して、痒みや腫れなどの症状が出てしまうようです。
ブヨに刺されてしまった後の痒みは酷いと言われており、多くの人が無意識のうちに掻いてしまうようですが、ブヨに刺された患部を掻いてしまうと、症状が悪化してしまうことがあるようです。
ブヨに刺された場所を掻くと症状が悪化する!?
ブヨに刺されると、刺されてから数時間後に腫れたり、強い痒みが出たりすると言われています。
これは吸血時に、ブヨの毒素を含む分泌物が体内に入ってしまうことによるアレルギー反応が主な原因だと言われています。
ブヨは、分泌物に含まれる毒素が強いとされ、蚊やアブなどよりも強い症状が出てしまうと言われています。
ブヨに刺された箇所を掻いてしまうと、痒疹(ようしん)が広がってしまい、さらに強い痒みに悩まされることになるとされています。
酷いときには痒疹が全身に広がってしまい、完治するまでに数ヶ月から数年かかってしまうこともあるようです。
さらには呼吸困難などの重篤な症状が起きる恐れもあると言われています。
悪化しない為の応急処置は何をすればよい?
刺された直後にポイズンリムーバーなどの機器で毒素を吸いだしたり、強い痒みが出る前に抗ヒスタミン剤を含んだステロイド系の塗り薬などを塗布することが良いとされています。
市販の痒み止めでも効果はあるようですが、より強い痒み止めが良いとされており、なるべく早く皮膚科を受診することが推奨されているようです。
まとめ
ブヨに刺された患部を掻いてしまうと悪化して、完治するまでの時間が延びてしまったり、重篤な症状になってしまうこともあるようです。
キャンプ場や山登りなどブヨが生息している付近にレジャーなどで行く場合は、しっかりと虫除け対策や応急処置用の道具などを持参して、自己防衛するようにしましょう。