皆様ブヨという昆虫をご存知でしょうか?
蝿のような見た目をした昆虫なのですが、蚊のように人間の血を吸います。
しかも吸血の際に用いる毒が蚊以上に強力でとても激しい痛みや痒みが生じることで有名です。
今回はそんな吸血昆虫であるブヨが血を吸う理由や吸血方法について解説していきたいと思います。
ブヨが血を吸う理由は?
ブヨが血を吸う理由は蚊などと同じく卵を産むためのエネルギーを確保するためです。
ブヨは普段は花の蜜などを食料として生活しているのですが、雌は産卵に必要であるたんぱく質やアミノ酸を得るために人間や家畜などの哺乳類を狙って血を吸います。
そのためブヨが多そうな場所に行く際は刺されないように十分気をつけるようにしましょう。
血を吸われないためには?
血を吸われないようにするにはやはり虫よけスプレーがお勧めです。
しかし一般の蚊よけのスプレーはブヨに対して効果がないことがほとんどなので、ブヨ用の虫よけスプレーもしくはディートと呼ばれる成分が含まれる虫よけスプレーを使用することをお勧めします。
ブヨに注意したほうが良い場所
ブヨは基本的に花の蜜を吸って生活しています、そのため山や森などの自然の多い場所によく出没します。
また産卵の際には水辺に卵を産み付けるので、川や池の近くは雌のブヨがあつまりやすく、特に注意が必要です。
そういった場所に近づく際は長袖を着てたり虫よけスプレーでブヨ対策を怠らないように気をつけましょう。
驚きの吸血方法
ブヨは動物の体温や湿度、匂いなどを検知して哺乳類を見つけます。
そして獲物にとまると麻酔のような成分を肌に塗ってから、皮膚を噛みちぎり出血させてからすするように血を吸います。
皮膚が破られるため蚊に刺される以上に痛みが強く、傷も目立ちやすいです。
またその傷から毒が入ることによってアレルギー反応を引き起こし、痒みや痛みを引き起こすのです。
もしブヨに刺された時、すぐに気づくことができた場合は傷口をよく洗ってポイズンリムーバーで毒を抜き出しましょう。
そうすればアレルギーの症状を軽く抑えることができるかもしれません。
まとめ
ブヨに刺されると蚊などとは違い傷になります。
そのため雑菌が入りやすく膿みはじめたり感染症などの二次被害を受ける危険性も高いです。
そのため刺されてしまった場合はたかが虫刺されと甘くみず、傷口に雑菌が入らないように清潔に保ち、ケアをしっかりとするように心がけましょう。
そうすれば重篤化することなく被害を最小限に抑えられると思います。