一口にヒツジと言っても意外と種類が多く、肉用種として家畜化された物やウールを採取する事が目的な品種と様々な種類がいますので、生産も飼い手の目的に合わせて飼育がされています。
日本では馴染みの薄いヒツジですので、ちょっとの事でも疑問に感じる事があります。
その疑問の1つに『何故、色が違うのか?』などがありますよね?
黒いヒツジが居れば白いヒツジも居る。
そんなヒツジの色の違いは何なのか?
黒いヒツジと白いヒツジの違いについて調べてみました。
黒い羊と白い羊の違いとは?
日本では馴染みの薄いヒツジですが、世界的な規模で見たら実に種類が多く1000種類以上ものヒツジが居ると言われています。
1000種以上と聞いたらビックリするかも知れませんが、分類がはっきりしないものだったり細かく分けた物を含めての数です。
それでも種類が多いですよね。
ヒツジと聞けば白くモフモフした毛のヒツジを思い浮かべる人が多いと思いますが実は黒いヒツジも存在しています。
そこでヒツジの種類や黒いヒツジと白いヒツジの違いなど探ってみましょう!
羊の中でも分かれる黒と白の違いって?
1番に気になるのが黒いヒツジと白いヒツジの違いですよね?
どちらも同じヒツジなのに色が違う違和感を感じる事があると思います。
他の動物と同じで品種によって違いがあるだけです。
同じ馬でもシマシマがある馬と無い馬の違いと同じで、品種が違うので色や大きさに違いが出てくるのです。
黒いヒツジと白いヒツジの種類
黒いヒツジの種類
【サフォーク】
顔と四股が黒く毛は顔まで生えていないヒツジ。
サフォークが一躍有名になったのは、ストップモーションアニメのシリーズの『ひつじのショーン』のショーンを始めとした、キャラクターのモデルがサフォークと言われています。
【ブラック・ウェルシュ・マウンテン・シープ】
1966年にクレア・ホーア女史が、ヒツジの中でも最高峰とも言われ、イギリス産で唯一の黒毛の品種『ブラック・ウェルシュ・マウンテン・シープ』を6頭を飼う事から始まった歴史があります。
【シュバルツナーゼ】
スイスのヴァレー州原産のヒツジで、その名前の通りシュバルツは黒い、ナーゼは鼻と言う意味で黒い鼻を持つヒツジです。
あまりの可愛さに欲しくなってしまうほど人気の高いヒツジです。
白いヒツジの種類
【コリデール】
ニュージーランドが原産のヒツジで顔と四股が白く長い毛で覆われています。
日本で良く目にするヒツジの多くはコリデールになります。
【イングリッシュレスター】
現存する英国最古の長毛ラスター種で、毛の長さが20cm以上にもなる大型のヒツジです。
主に、家具用の生地やコートの裏地などに使われている羊毛がこの種と言われています。
今、紹介したヒツジ以外にも黒いヒツジや白いヒツジが存在します。
まとめ
黒いヒツジと白いヒツジの違いは品種に違いがあります。
中にはオスもメスも白いのに真っ黒なヒツジが生まれたなんて特例もありますが、基本的には品種によって黒だったり白だったり茶や灰色と分かれていると言われています。