羊は、品種によってまったく角をもたないもの、雄雌両方に角があるもの、雄だけが角を持つものがあります。
螺旋を巻きながら直状に伸びた角をラセン角、渦巻き状に丸く成長する角をアモン角といいます。
角のある種類のほとんどは左右に1対だが、古品種にはヤギのように後方に湾曲しながら2~3対の角をもつものもいるとのことを聞いたことがあります。
それが、古代から存在し、4本の角がある羊なのでしょうか?
そんな羊は、空想の世界だけでなく存在するのでしょうか?
4本の角を持つ羊はいるのでしょうか?
イギリスに広く分布している羊の品種の一つで、古代から存在すると言われています。
雄・雌とも2本または4本(多くて6本)の角があります。
そして羊には珍しい茶(黒)と白の班模様をしています。
「ジャコブヒツジ」の起源は、メソポタミア時代に始まるといわれています。
非常に古い羊で、その後スペイン・ポルトガルの移民がアフリカへ連れていき、飼育が始まったと言われています。
ジャコブは班のナチュラルカラーの為、染めずに自然な色のまま混毛し、白・グレー・茶と分けながらニットや生成り生地に織られます。
まとめ
洗って乾いたらびっくりするくらい、ふわっとふくらむ白と茶のニットやブランケットは、「ジャコブ」と言われるくらい大満足され大人気です。
軽くてあったかくて、ふんわり感があります。
そしてブチの茶色は、赤っぽいものからグレーぽいものまでいろいろあります。
羊というと、白一色の毛並みを想像してしまいますが、「ジャコブ」は白と茶・こげ茶のまだら模様です。
そしてこの模様をいかすために、一切染色せずに紡いでナチュラルな風合いを保っています。
特徴は、繊維の長さが10~18センチと大変長く、紡いだときに空気がたっぷり含まれるため、保湿性に優れています。
触った感じははりがあって、独特の弾力性があります。