山などに生息する強力な毒を持つブヨですが、街中に住んでいると刺されることはあまりないと油断しがちだと思います。
しかし、人間や哺乳類の血を求めて街中に出てくることもよくあるので、今回はそんなブヨに刺されてしまった際の痛みを抑える対処法や薬についてまとめました。
ブヨに刺されてすぐにやるべきこと
まずブヨに刺された場合すぐにポイズンリムーバーで毒を抜き出してください。
アレルギー反応を引き起こす前に抜き出すことができれば症状は軽くなります。
ブヨに刺された後は温めるのが良い
ブヨの毒は熱に弱く43度以上で30分温めれば中和されるそうです。
体内に入った時点でアレルギー反応を０にするのは難しいですが、軽く抑えることはできます。
もし刺された場合はやけどしない程度にじっくりと温めてみてください。
ただし腫れた後に温めると血行が良くなってしまうため、痛みや腫れが増します。
温めるのはあくまでも刺されてすぐの段階です。
激しい痛みがある場合の対処法は？
刺されたことに気付かず大きく腫れてしまった場合やどうしても痛みに耐えられない場合はまず保冷材や冷水を使って患部を冷やしてください。
冷やすことで痛みや痒みなどの感覚を麻痺させることができます。
ブヨに刺された時の痛みによく効く薬は？
アレルギー性の炎症やかゆみを抑えるのにはステロイドといわれる物質がとても効果的です。
しかしブヨの毒はかなり強力であるため痒みを抑えるには、ステロイドの中でも比較的強めのステロイドが入った薬を使う必要があります。
また抗ヒスタミンという成分がブヨに刺されてかゆみを引き起こす元凶であるヒスタミンの作用を抑制する働きがあるのでステロイドと抗ヒスタミンの二つの成分が配合された薬を使うことでかなりの効果が期待できます。
普段使用している虫刺され用の薬ではステロイドが弱く効果が薄いと思いますのでブヨに刺された場合は新しくムヒアルファEXやベトネベートN軟膏ASなどの薬を買って使いましょう。
まとめ
まとめとしてブヨに刺された場合はすぐに毒を抜き温水のシャワーなどで温めて、症状を抑える、それでももし腫れてしまった場合はステロイドと抗ヒスタミンが含まれる薬を塗って安静にする。
これだけ覚えておけばブヨに刺されてももう大丈夫ですね。
