鹿肉を食べる場合には血抜きが必要だと言われています。
血抜きとは、食用にする肉の体から血を抜く事を言います。
地を抜くことで臭みを摂ることができ美味しく食べる事ができるそうです。
そこで、鹿の血抜きについて紹介していきます。
鹿の血抜き方法は?
鹿肉は臭いイメージがありますが、狩猟後すばやく肉を冷やすことで臭いニオイが肉に付く事を減らす事ができるそうです。
肉を冷やすためには鹿の体から血を抜く事が大切になってきます。
血液は温かく、体内にある微生物や細菌を繁殖させ臭いを発生させるからです。
内臓も同じことが言えます。
寒い地方で雪が降っている場合には、雪の上で処理を行うこともあるようです。
鹿肉は、鉄分やタンパク質が多く、カロリーが少ないなど注目を集め、ステーキやソテー・焼肉・シチュー・鍋などで食べます。
血抜きをし解体された鹿肉に臭みを感じるという場合には、冷凍や調理する前にさらに肉の繊維に残っている血液を取り除く血抜きを行うと、臭みを取り除くことができおいしく食べる事ができます。
血抜きの方法は、1ℓの水に約35gの塩を溶かし、鹿肉を10分程度付けておきます。
しばらくすると、塩水の色が変わってきます。
長時間付けると肉が固くなってしまうので10分程度でやめておきましょう。
これで血抜き終了です。
血抜きをした肉は水分を拭き取り調理するか、保存する場合にはしっかりトラップにくるんで冷凍保存しましょう。
塩水の他にも牛乳やヨーグルトに30分程度付けるという方法もあります。
なかには一晩漬けこんでおくという人もいるようですが、調理方法によって漬けこみ方を変えてみるのも良いでしょう。
岩塩を肉に擦り込みキッチンペーパーにくるみ冷蔵庫で一晩おくと余分なドリップが排出され燻製やハムなどに使いやすくなってきます。
まとめ
鹿の血抜きは、狩猟後すぐに行うことで肉に臭みをつく事を防ぎます。
その後調理する場合も、肉の繊維に残った血を抜くことでさらに嫌においを取り除き、おいしく食べる事ができます。