馬乳酒(ばにゅうしゅ)というお酒があることを知っていますか!?
お酒に詳しい人なら知っているかも!
今回は馬乳酒について紹介していきます。
馬乳酒とはどのようなお酒なのでしょうか。
馬乳酒について
馬乳酒とは、馬の乳を原料とした乳酒の一種です。
馬乳酒は醸造酒(酵母を原料にして作られたお酒)であり乳製品でもあります。
馬の飼育が盛んに行われているモンゴルで主に生産されています。
日本人の私たちにとっては聞きなれないお酒ではありますが、モンゴルの遊牧民キルギスの人は特に馬乳酒に親しみがあり、至る所で販売されているんだとか。
エタノール濃度は1%~1.5%ととても低く、お酒という分類ではありますが、大人はもちろん子供さらに赤ちゃんも飲むことが可能です。
自然発生で生じるエタノールのみを使用しているため、ビタミンCや栄養補給にもなるんです。
馬乳酒をよく飲んでいるモンゴルの人たちは、なかなかビタミンCが豊富な食材を食べる機会がありません。
主に食べているのは肉または白いもの(乳酸菌)です。
そのため貴重なビタミンCが豊富な食材として重宝されているのです。
モンゴルの人々はそもそもお酒という感覚で馬乳酒を飲んでいなく、ヨーグルトの感覚で飲んでいます。
日常的、毎日のように飲んでおり、特に夏にはもう主食になっています。
1日で0.5~1.5ℓもの馬乳酒を飲んでいるんだとか。
ちなみに、馬乳酒の1ℓのカロリーは400kcalとなっています。
結構なカロリーであることが分かるのではないでしょうか。
まとめ
今回は馬乳酒について紹介していきました。
- 馬乳を原料として作られている醸造酒である乳酸品
- 主に馬の飼育が盛んに行われているモンゴルで作られている
- 1%~1.5%とエタノール濃度が低く赤ちゃんも飲んでいる
- 夏場は主食として飲まれ1日で0.5~1.5ℓも飲んでいる
- 1ℓのカロリーが400kcalと高カロリーである
いかがでしたか?
馬乳酒に興味を持った方も居るのではないでしょうか。
しかし、残念なことに日本で手に入れるのは難しいです。
もしモンゴルに行くことがあれば、ぜひとも飲んでいただきたいと思います。