私たち人間のように、馬も食べ物を食べて生きています。
みなさん、人間の消化時間ってご存知ですか?
きっと知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は、馬の消化時間について紹介していきます。
同時に私たち人間の消化時間も紹介していきますの、馬そして人間と比べていこうと思います。
馬が食べ物を消化するのにかかる時間は?
馬が食べ物を消化するのにかかる時間は、大腸で54~72時間(盲腸で18~24時間)であると言われています。
1日は24時間ですので、大腸で消化するのになんと3~4日もかかるんです。
では、人間の消化時間についてみていきましょう。
私たち人間が食べ物を消化するのにかかる時間は、食べたものにもよりますが1.5~4時間であると言われています。
馬と人間の消化にかかる時間を比べて見ると、いかに馬が食べ物を消化するのにかかる時間が長いかどうかということが分かるのではないでしょうか。
馬が食べる食べ物は?注意することは?
馬が食べ物を消化するのに、かかる時間が長いということが分かりました。
このように消化にかかる時間が長いため、馬に餌をあげるときは注意が必要です。
どのような注意が必要であるのか、それはあげる量についてです。
一度にたくさんの量をあげてしまうと消化が遅いので大変です。
馬に餌を与えるときには、少量ずつ与えるようにすることが望ましいと言われています。
自然環境で育つ馬は、なんと1日の約6割が餌を食べる時間なんだそう。
一度にたくさん食べることができないため、少量ずつ長い時間餌を食べているのでしょう。
自然環境で育つ馬が食べている餌は草です。
馬はにんじんを食べている印象がありますが、実は草食動物であるため草を食べることの方が多いです。
草を食べることが多いのは自然環境で育つ馬だけでなく、馬小屋や厩舎で飼われている馬も同じです。
- 乾草
- 切り藁
- アルファルファ
- サイレージ
といった草を主に食べています。
ご褒美として、りんごや角砂糖をもらうんだとか。
馬が食べるものというイメージがある人参ですが、実はあまり食べないんだとか。
まとめ
馬の消化時間について紹介していきました。
- 馬の消化時間は3~4日はかかる
- 馬は少しずつしか消化することができないため時間がかかる
- 餌を与えるときは少量ずる与える
- 草を食べることがほとんどで、りんごや角砂糖はたまにのご褒美である
いかがでしたか!?
馬の消化時間がこんなに長いなんて知りませんでしたね
私たち人間が1.5~4時間なので、いかに長いか分かります。
餌を与えるときは少しずつ与えることを忘れずに。