モモンガの爪、よく観察したことはありますか?
あまり近くで見る機会はないかと思いますが、最近では小さい品種のフクロモモンガなどをペットとして飼育する人が増えてきました。
飼育下では、良い面・悪い面があり、見てあげなければならない事が色々あります。
中でも、爪切りは重要な点なので必ず行います。
今回は、爪切りの仕方をご紹介します。
モモンガの爪の切り方とは?
モモンガには、本来野生下で生きる場合に木から木へ飛び移ったり、木登りなどを頻繁に行う為、長く鋭い爪があります。
しかし、毎日頻繁に爪を使う為、爪切りの必要はありません。
飼育下の場合は、ケージや部屋での活動になるので必要以上に伸びてしまいます。
伸びてしまったら、事故を引き起こす事態になりかねません。
寝床であるポーチやケージの隙間に引っ掛かったり、爪の先が割れてしまったり曲がってしまうこともあります。
モモンガは、リラックスや自身の臭いをつけるためにグルーミングを自分でします。
このときに、爪が伸びていると自身の身体を傷つけてしまう恐れがあります。
では、爪切りはどう行えば良いのか?
道具は人間用の爪切りで問題ありません。
赤ちゃん用の爪切りや小動物用などもあり、使いやすいと感じる物で大丈夫です。
爪には血管が通っているため、先の方だけを切るように注意します。
簡単に捕まえて、大人しくしているという事は難しいと思うので、まずはポーチか目の細かい洗濯ネットにモモンガを入れます。
そして、手だけを出し素早く袋を閉めて手早く切る。
フクロモモンガはとても小さくデリケートなので、力いっぱい押さえるのは息が出来なくなってしまうため、危険です。
一気に全部切ってしまおうとせず、1日1本でも切れれば良いぐらいで行いましょう。
まとめ
爪切りは、飼い主である自分の為にも、モモンガの為にも必要です。
放っておいてなんとかなるものではないので、必ず行いましょう。
ケージの中に、止まり木を入れておくと少しは削れるようですが、これはあくまでも気休め程度です。
どうしても自分では出来ない、という方は病院へ連れて行き獣医師に相談を。