馬が、どのような姿勢で寝ているか知っていますか?
噂によると、馬は立ったまま寝ているそうですが…。
今回は、馬がどのような姿勢で寝るのかまとめていきます。
馬が寝るときの姿勢について
馬はどのような姿勢で寝ているのか紹介していきます。
馬は寝るときは立ったままって本当?
馬は立った状態のまま眠ることができます。
「4本足だから?」いえいえ、馬と同じく4本足の犬や猫など、その他の動物も寝るときは横になっています。
馬が立ったまま眠るのには理由があります。
実は馬は横になった状態のまま長時間過ごすと、心臓や内臓に負担がかかってしまうんだとか。
そのため馬は立ったまま眠っているのです。
たまに足を休ませるために横になっていることがありますが、横になって休んだらまたすぐに立ち上がります。
馬が横になっている姿はかなりレアなので、見れたらいいことあるかも!?
馬が立ったまま眠れる理由
馬が立ったまま眠ることができることは分かりました。
しかし、なぜ立ったまま眠ることができるのでしょう。
私たちが立ったまま寝ようとすると、膝ががくんとなり崩れ落ちてしまいます。
実は馬の脚の各部の関節は、骨と骨を繋いでいる靭帯でしっかりと固定されています。
まるで棒のようになっているんだとか。
そのため眠っていても私たち人間のように膝ががくんとならないのです。
馬の睡眠時間は?
馬は睡眠時間は、1日平均3時間であると言われています。
この3時間の睡眠時間は、まとめて寝るのではなく、30分ごとなど細切れに寝ているんだとか。
馬は草食動物です。
草食動物は野生では肉食動物に狙われるため、ぐっすり眠りません。
ぐっすり眠っていたら敵にやられてしまいますからね…。
まとめ
馬はどのようにして眠るのか、噂の真相について紹介していきました。
- 馬は立ったまま眠ることができる
- 脚の関節の骨と骨を繋いでいる靭帯がしっかり固定されているため、立ったままでも眠ることができる
- 馬の睡眠時間は1日平均3時間で、30分ごとになど6~7回に分けて寝る
いかがでしたか!?
また一つ馬のことについて、知ることができたのではないでしょうか。
私たち人間からしたら細切れ睡眠の3時間はきついですが、馬にとっては当たり前のようです。
自然界を生きる動物たちは、自分の身をこのようにして守っているんですね。
飼育されている馬も同じように眠るので、野生の本能があるのでしょう。