馬は人間と同じく哺乳類で、胎内で赤ちゃんをある程度育ててから出産します。
みなさん、馬の妊娠から出産までの過程を知っていますか?
今回は、馬の妊娠から出産までの過程について紹介していきます。
また、馬は生涯で何頭産むのでしょうか!?
馬の妊娠から出産について
まず馬の妊娠期間についてですが、馬は妊娠期間が長い動物であることが知られています。
私たち人間は十月十日(280日)ですが、馬は約11ヶ月(335日)となっています。
もちろん人間も馬も個体差がありますが…。
馬の出産シーンをテレビなどで見たことがあるという方は、少なくないのではないでしょうか。
馬は、すでに完成された状態で生まれてきます。
そして馬は、生後すぐに自力で立ち上がることができます。
また、すぐに走ることができるようにもなります。
私たち人間は立ち上がるまでに平均1年はかかりますので、いかに馬が胎内で育って生まれてくるかが分かるでしょう。
馬は草食動物です。
野生の馬、とくに生まれたばかりの子馬は肉食動物の餌食になりやすいです。
少しでも生き延びることができるよう、お母さんのお腹で長く過ごし、生まれてすぐに立ち上がり走ることができるようにとなったのでしょう。
ちなみに、今回紹介している馬の妊娠期間は約11ヶ月ですが、キリンは14ヶ月そしてゾウは20ヶ月になります。
身体が大きい動物は妊娠期間が長いというデータがあります。
その証拠に、ハムスターの妊娠期間は約2週間です。
馬が生涯で出産できるのは何頭?
馬の性成熟は1歳からであると言われています。
といっても1歳はまだ成長期であるため、飼育されている馬は2歳以降に妊娠させるそうです。
馬の妊娠期間は約11ヶ月であるため2歳以降、3歳で妊娠した場合、初めての出産は早くて4歳となるケースが多いです。
1年で1匹ずつ、出産するとしましょう。
馬の世界最高齢の出産は25歳であるため、4歳から25歳まで毎年1匹出産するとして生涯で22匹出産することができるという計算になります。
といってもかなり母体に負担がかかるので、飼育されている馬であれば間違いなくあり得ませんが…。
馬は4歳~6歳が最も妊娠に適していると言われています。
まとめ
馬の妊娠から出産までについて紹介していきました。
- 馬は約11ヶ月(335日)妊娠期間がある
- 馬は生まれてすぐに立ち上がることができ、また数時間後には走ることができる
- 馬が生涯で産むことが可能な数は22匹
いかがでしたか?
妊娠期間が長いのでかなり母体に負担をかけそうですよね…。
人間も馬も母は強い!
母は凄い!
ということでまとめておきましょう。