馬術競技の一種に、障害飛越競技という競技があります。
馬の障害物競走といった感じで、馬が器用に柵を乗り越えていく競技です。
今回は馬がどのようにして障害物を飛ぶのか、飛び方やコツについて紹介していきます。
これを見ると障害飛越競技がより面白くなるかも!?
障害飛越競技について
まず、障害飛越競技について紹介していきます。
障害飛越競技は、飛び越えなければ通過することができないコースを乗馬して通過する技術を競う競技です。
この競技はオリンピックの馬術競技、および近代五種競技にも採用されています。
飛び越えなければならない障害は高さが異なり、だんだん障害物が高くなります。
いかに高い障害物を飛び越えることができるかに注目の競技です。
大きな馬が人を乗せたまま障害物を飛び越えるその姿は、とっても迫力があるんでよ。
気になる方は動画サイトなどにもありますので見てみて下さい。
馬の障害の飛び方は?コツはあるの?
馬が障害物を飛び越えることを、飛越(ひえつ)といいます。
馬はどのようにして飛越を行っているのかというと、馬は後肢を地面で蹴って体を押し上げてジャンプします。
そして前肢で着地します。
飛越している瞬間、馬の前肢は前方に大きく振り上げられ、後肢は後方に蹴りだされています。
飛越は馬の重い体を空中に高く押し上げる必要があります。
障害物が高くなればなるほどより高く体を押し上げる必要があるのです。
そのため、飛越には助走が必要となります。
どのくらいの助走が必要となるのか、一般的に高ければ高くなる分だけ助走が必要となります。
飛越ですが、馬の飛ぶタイミングがうまく合わずに人が落馬してしまうケースが少なくありません。
結構な高さからの落馬となるため、大けがをするケースは多いです。
落馬しないために、腰を上手に浮かせる練習をしておきましょう。
飛越する瞬間、人は腰を浮かせる必要があります。
着地したときの衝撃を抑えるためでしょう。
腰を浮かせ立つ場合、踵を下げて全体重を鐙に掛けて、背をまるめずに反らせ気味にして状態を前に倒しましょう。
タイミングよく腰を浮かせ立つことが、上手に飛越を成功させるコツです。
手綱に頼りすぎない方が良いともいわれていますので頼りすぎないように。
あとは馬との信頼関係ですね。
信頼関係がないと飛越は成功しません。
まとめ
馬の障害物の飛び方、コツについて今回は紹介していきました。
- 馬が障害物を飛ぶ障害飛越競技はオリンピックの馬術競技である
- 馬が障害物を飛び越えることは飛越と言われる
- 馬は後肢を後方に強く蹴りだし飛越する
- 飛越には助走が必要
- 上手に飛越するためには乗馬する人の腰を浮かせるタイミングが重要となる
いかがでしたか?
障害飛越競技は競技を見るの楽しいですよ!
機会があれば、馬がどのようにして飛んでいるのかに注目して下さいね。