近年では乗馬クラブだけではなく、動物園や牧場などでも乗馬体験をできる施設も多く、昔よりも簡単に乗馬を楽しめるようになりました。
それでも中には「馬に乗ってみたいけど運動神経も良くないし…」と心配される方も多いかと思います。
初めて経験することは不安になってしまいますよね。
しかし、少しのコツと注意をすれば未経験の方でも楽しく乗馬をすることができるのです。
では、正しい乗馬方法とは一体どのようなものなのか、ご紹介したいと思います。
乗馬初心者のための馬の乗り方とコツ
馬は繊細な動物なので、急に乗ろうとすると驚いて動いてしまう事もあります。
まずは安心させるように優しく声を掛けます。
馬とのコミュニケーションは、乗馬をする上で重要です。
また、馬の左側から乗り降りするようにしましょう。
なぜかというと、馬は人が左から乗ると調教されているためです。
馬の左側に立ち、左手で手綱と共に鞍を掴みます。
そして鐙(あぶみと読み、輪のような形状をしていて、馬に乗る人が足を引っ掛けるために使用します)に左足を掛け、左手と同じように右手も鞍を掴みます。
そして右足で踏み切って、馬の背中を跨いで乗馬します。
以上が一般的な乗馬方法ですが、通常乗馬クラブなどでは踏み台を使用する事が多いです。
馬に掛ける負担も少なく、馬との身長差が大きい方でも安心して馬の背中に乗ることができるためです。
また、馬に乗る際に気を付けたいポイントは「姿勢」です。
姿勢が不安定だと馬が歩いたりするとバランスが崩れてしまいます。
胸を張るように背筋をしっかりと伸ばし、身体の力を抜きます。
そして横から見て頭や肩、お尻やかかとが一直線になっている事が、正しい姿勢の基準です。
背筋や腹筋などを使うため最初のうちは難しく感じますが、猫背や前屈姿勢にならないように注意するといいですね。
まとめ
馬に乗馬する際は左側から乗馬します。
また、胸を張るように背筋を伸ばし、常に正しい姿勢にを保つように気を付けましょう。
馬は繊細な生き物なので、ストレスを与えないように優しく声をかけてあげたりコミュニケーションをとることも大切です。
馬に乗る機会が訪れた時は、これらの事に気を掛けてみると良いかもしれませんね。