アブと聞いても正直、蚊ほど見かけることはなく、どの位の種類が存在してその種類によってどんな特徴があるのか、さらにはその見分け方についてはよくわからないのが現状ではないでしょうか?

今回は夏のレジャーシーズンになると現れる厄介極まりない虫・アブについて調べて行きたいと思います!

アブ 種類 見分け方 大きい 吸血

アブの種類は何種類?その見分け方とは?

みなさんは『アブ』と聞いてその姿かたちを想像することはできますか?

人間を刺す虫の代表・蚊や蜂、また年中存在しているようなハエはおそらく容易に浮かぶと思いますが、じつはアブはそんな蜂やハエにとても似た素類が多く存在しているんです。

もともとアブは『ハエ目・ハエ亜目』に属しているため、見た目はまさにハエそのもの。

しかし生物的な見方をするなら羽化する際に背中が縦に割れる『直縫群』の種類がアブと定義されています。

見た目的な違いはアブには蜂のように頭・胸・腹などの胴体にまったくクビレがなく、目が異常なまでに大きいと言うのが最大の見分け方のポイントです。

また飛び方もゆっくりとした飛び方の蜂とは異なり、素早く一定の場所にとどまるようなことはしません。

そしてハエとの見分け方は、主に触覚の形状が異なります。

しかし専門家であっても瞬時に見分けることが難しいほど、アブは自身の身の安全のために蜂などの姿に似せて擬態しているのだそうです。

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アブの種類の中で大きいのは?

アブは種類によってその大きさは異なり、一般的には11mmから15mm程度のものが多いのですが、『シオヤアブ』や『ウシアブ』はその体長が23mmから30mmと大きく、やはりどちらも見た目は蜂やハエにそっくりです。

アブの種類の中で吸血するものは?

日本に生息しているアブはなんと100種類、その中でも人の皮膚を噛んで流血させてその血を吸うアブは10種類ほどいるそうです。

『アカウシアブ』・『イヨシロアブ』・『シロフアブ』・『キンイロアブ』は日本でもよく見かけられる種類の吸血アブです。

血を吸うのはメスだけのようで、その理由はメスは産卵前になると栄養が豊富な人や家畜の血液を求めるからなんだそうです。

まとめ

今回は蜂やハエなどと似たような姿かたちをしているアブの見分け方から、その大きさ、吸血する種類までを見てきました。

専門家でさえもその見た目を瞬時に判断することができないアブは、擬態化することによって自信を守ってきました。

レジャーシーズンになると増える『アブ』の存在をしっかりと学び、アブから身を守りましょう!

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