皆さんは体調が悪い時など体温を測るときには、脇や口などで体温を測ると思います。

馬はどのようにして体温を測るのでしょうか?

馬の体温の測り方について調べてみました。

馬 体温 測り方

馬の体温の測り方とは?

人の平熱は、36度5分~37度が最も健康的で免疫力が高い体温で、理想的であるとされているそうです。

いっぽう、馬の場合の平熱は、37度~38度ぐらいになるそうです。

人それぞれの平熱が違うように、馬も平熱の温度が違うようです。

人の場合には、熱が高いなと感じたら自分で、体温計を脇に挟んだり口にくわえたりして測りますが、馬はそのように測ることができません。

ましてや自分で測ることなどできないです。

馬の体調管理するにあたっては、熱を測ることは重要なことだとされているようです。

馬の体温を測る際には、肛門に体温計を差し込んで測るそうです。

これは、直腸体温を測っているのだそうです。

肛門に体温計を差すことは馬が嫌がりそうに感じてしまいますが、ほとんどの馬は特に嫌がることもなく体温計を肛門に入れさせてくれるそうです。

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体温計は、人間用の体温計では当然ですが強度がないため、動物用の体温計を使用するそうです。

動物用の体温計は、体温計自体の形は人間が使用しているものと同じだそうですが、紐とクリップもついているそうです。

馬の体温の測り方は、以下の手順でおこなうようです。

  1. 馬のしっぽを持ち上げ肛門の位置を確認
  2. 滑りをよくするためワセリンなどを塗った体温計をゆっくりと肛門に差し込む
  3. 差し込み終わったら紐の先についているクリップをしっぽの付け根の毛に挟んでつける
  4. 挟んでから約3分(体温計により違うようです)待ち抜いて体温を確認する

クリップがついているのには、馬が体温を測っている最中に糞などと一緒に落ちてしまうことを、さけるためだとされているそうです。

体温計は、ガラスでできていて中には水銀が入っていてとても危険なため、誤って踏んでしまったりしないようにするためだそうです。

まとめ

体温計を肛門に差し込むなんてと思いましたが、脇には挟むことはできないし、口に入れたら食べてしまいそうだし、なんだか納得です。

体温を測ることは、自分で測ることができなく体調が悪いと訴えることができない馬にとって、体調管理をするにはとっても大事なことなのです。

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