競走馬で使用する道具には、馬に装着するものと騎乗者が装着するものがあるそうです。
今回は、競走馬に着けている色々な道具について名前を紹介したいと思います。
馬の道具の名前!
競走馬は、いろいろな道具をつけてレースに出場します。
メンコ、ブリンカー、パシファイアー、チークピース、シャドーロール、ブロウバンド、バンデージ、ハミ(馬銜、銜)、頭絡(とうらく)、蹄鉄(ていてつ)、鐙(あぶみ)があるようです。
いくつかご紹介します。
メンコ
メンコは、競走馬の頭部につける覆面。
英語ではhoodとも言うそうです。
本来は、周囲の音に対して敏感な競走馬につけて音を聞こえにくくするためのもの(耳を覆う部分を耳覆いという)だそうです。
また、耳覆いのないメンコのことを鼻頭というそうです。
シャドーロール
シャドーロールは、馬の鼻梁に装着し、下方の視界を遮るために使用する矯正用の馬具をいい、多くは羊毛かアクリルで作られ、頭絡の鼻革にかぶせて用いるそうです。
サラブレッド等の競走馬に使われて目にする場合が多いようですが、スタンダードブレッド等の馬術用の馬にも用いられるようです。
ブリンカー
ブリンカーは、競走馬の目を覆う馬具で遮眼革(しゃがんかく)とも呼ばれているそうです。
後方の視野を奪い、競走馬の意識を前方へ集中させることが目的で装着され、また、レースで他の馬や地面に映る影を怖がる馬や、よそ見をする馬に用いられるそうです。
これは、馬の個性によっては片側の目だけを覆う場合もあるようです。
鐙
鐙(あぶみ、英語:Stirrup)は、馬具の一種で、鐙革(あぶみがわ)で鞍から左右1対を吊り下げ、騎乗時(馬に登るとき、および、乗っているとき)に足を乗せて使用するそうです(これを「鐙を履く」と言う)。
パシファイアー
パシファイアーは、フードの目穴部分をネットで覆ったもの(網目状のブリンカー)で、前を走る馬が跳ね上げる砂が眼にかかるのを嫌がる馬に用いられるそうです。
まとめ
いろいろ馬具は、馬が走りやすいように考えられている道具のようです。
道具には馬との相性もあるようですが、馬にはなくてはならない道具のようです。