馬には、働く馬や競争をする馬などさまざまな馬が、人間と共に過ごしてきました。
そんな馬の中でも、比較的大型の馬の品種について調べてみました。
馬の品種と大型馬
馬の種類には、大きく分けて5種類あるそうです。
軽種は、主に競走馬や乗用馬として利用され、体重は、約400㎏~500㎏ぐらいでスマートな体系をしており軽くて素早い動きとスピードが特徴と言われています。
通常は、牡馬であれば460~470キロ、牝馬なら430~440キロ程度が平均的とされているそうですが、この範囲を上回れば大型馬といわれるようです。
中間種は、軽種と重種の中間の品種で、主に乗用馬や馬術競技用や馬車など様々な場面で利用され用途に合わせて様々な品種があるようです。
軽種に比べると大人しく、従順な馬が多いとされており、丈夫な馬も多いのが特徴のようです。
走るスピードは軽種には適わないようですが、正格が温厚であるとされているため、乗用馬として馬術競技などを中心に活躍しているようです。
重種は、主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種のようです。
スピードよりもパワーが重視されており、力持ちで気性も大人しいという特徴があるそうです。
体重は800㎏~1tを越えるものもあり、ばんえい競馬ではこの重種が使われているそうです。
ポニー種は、成長してもたい体高が147cm以下の馬のこといい、温厚な性格と耐久性に優れているとされており、日本在来種もポニー種に含まれるそうです。
子供用の乗馬用やマスコット的な感じで、飼育されていることが多いようです。
ポニーは、体は小さいですが、走ると40㎞ほどのスピードを出すことができ運動能力にも優れているそうです。
日本在来種とは、外来の馬種とほとんど交雑することなく、現在まで残ってきた日本固有の馬を指すそうです。
合計8種類(北海道和種・木曽馬・野間馬・御崎馬・対州馬・トカラ馬・宮古馬・与那国馬)の在来馬が指定されているそうです。
しかし、その8種類の在来馬も数が減りつつあり絶滅が危惧されているそうです。
まとめ
こうしてみると馬は、昔から人間と密接にかかわって生きてきているんですね。
お侍さんが馬に乗ったり、農家では農耕として働き商業では荷を運び、こんなに働きもので人を楽しませてくれる動物はいま、思いつくなかでは、牛といい勝負でしょうか。