日本には多くのハサミムシが生息していると言われており、日本人にとって、もっとも身近な昆虫の一種だと言えるでしょう。
尾端には大きなハサミ、すこしグロテスクな褐色の見た目で嫌われることが多いとされるハサミムシですが、夏ごろになると家の中にまで進入してきてしまうことがあるようです。
そんなハサミムシを駆除する方法について調べてみました。
ハサミムシが家に入ってきた場合の駆除はどうしたらよい?
ハサミムシは攻撃性が少ない昆虫だと言われています。
動きも遅く、素手で触らない限りハサミで攻撃されることもないといわれているので落ち着いて対処すると良いでしょう。
薬剤などを使うと人体への影響も気になる方も居るようなので、ハサミムシを屋内で見かけた場合は、新聞紙などを細く丸めてすくうようにして捕まえ、屋外に逃がしてあげることが良いとされています。
頻繁に屋内に入ってくるような場合は、浅い缶詰の空き缶などを使って罠を作ると良いと言われています。
空き缶の中にサラダ油を入れて、よく進入してくる場所に放置しておくと、その中にハサミムシが落ちて逃げられなくなるようです。
室内に潜むハサミムシを駆除する方法とは?
室内の湿度が高い場合、家財の隙間などにハサミムシが潜んでいることがあるようです。
そのような場合、効果が高いのはゴキブリを捕まえるシートやハエ取りテープなどを家財の隙間に設置しておくことだと言われています。
ハサミムシが家の中に進入しないようにする為には?
ハサミムシが頻繁に家の中へ進入してしまような場合は、屋内にハサミムシの住みやすい環境が出来上がっている恐れがあるようです。
ハサミムシは湿度の高い環境を好む為、床下や屋内で水が漏れている箇所がないかチェックすると良いでしょう。
トイレや風呂場などの水周りに多く発生している場合、網戸や窓枠、壁などに穴が空いていないかチェックするようにしましょう。
それでも原因が分からない場合は、鉢植えのハーブなどを設置しておくだけでもハサミムシ除けの効果があるようです。
まとめ
ハサミムシが屋内への侵入した場合、落ち着いた対処が大事だということが分かりました。
頻繁に屋内へ入ってくる場合は、ハーブなどを窓枠などに於いておくと効果があるようなので、試してみてください。