ハンミョウ釣りという遊びが以前はポピュラーだったようですが、最近はこういう言葉を聞く機会は本当に少なくなっています。
大人でも楽しいと言われているハンミョウ釣りですが、実際にはどのようなものなのでしょうか?
また、どのような方法で釣ることができるのでしょうか?
まとめてみましたがなかなか面白そうです。
ハンミョウを釣り上げる方法
ハンミョウ釣りとは、ハンミョウの成虫を釣るという事ではなくて、幼虫の釣りのことです。
春には幼虫が巣穴を作って目立つことが多いので、幼虫を釣り上げることができます。
ハンミョウというと非常にカラフルな美しい虫ですが、幼虫のうちはかなり地味です。
それでも顎の力がとても強く草に食らいつくので、巣穴から釣り上げる事が可能なのです。
具体的な方法としては、ハンミョウの巣穴を見つけたら、細長い草を見つけてそれを中に差し込むだけです。
ちょうどいい草が見つからなかった場合は、ニラの葉などを使うこともできます。
ハンミョウの種類にもよりますが斜めに巣穴を掘っていく習性があるのでそれも考慮しながら草を入れていく必要があります。
巣穴に異物が入るとすぐにそれを取り除こうとする習性があるので、草に食らいついてしまうということなのでしょう。
草を巣穴にスポッと入れておくと、草が動き出すので、それは幼虫が草に噛み付いた合図となります。
そのタイミングで草を引き出すとハンミョウの幼虫を釣り上げることができます。
観察したり飼育するために幼虫を捕獲することができます。
まとめ
ハンミョウ釣りというのは、少し昔ではポピュラーな遊びだったようですが、最近では聞いたことがない子供の方が多いはずです。
幼虫なのにかなり力があるので、草を入れただけで噛み付いて引っ張り上げられてしまうということですね。
巣穴を見つけたら細長い草を見つけて中に入れたくなりますね。
成虫になるとかなりかっこいい昆虫になりますが、幼虫は全然違う姿形です。
そのコントラストもまたハンミョウの魅力です。
庭先にも巣穴がある可能性が高いので少し確認したくなりますね。