ハンミョウはとても強い昆虫なので毒があるのではないかと考えられることもあります。
体液がついたら体に症状が出てしまうという話を聞いたことがあるかもしれません。
実際にハンミョウには毒があるのでしょうか?
また体液が体についたときの症状がどのようなものなのでしょうか?
この2点について調べてみました。
ハンミョウには毒があるというのは本当?どんな毒?
ハンミョウに毒があるかということですが、一般的にハンミョウと呼ばれているとても綺麗で大きい昆虫は、毒を持っていません。
その他のハンミョウと区別するためにナミハンミョウと呼ばれることがあります。
しかし、だからといって安心して良いのではなく、ツチハンミョウはかなり強い毒を持っています。
実はこれはハンミョウという名前が付くだけで全く別の昆虫なのですが、この毒が非常に有名なので、ハンミョウに毒があるというイメージがついてしまったのです。
ツチハンミョウが持っている毒にはカンタリジンという成分が含まれており、この体液が付着してしまうと、水ぶくれになります。
ですから、決して直接触らないように注意しなければいけません。
また、この毒は熱を通したとしても効果はありませんから、食べてはいけない昆虫となっています。
通常食べることはないと思いますが、注意が必要です。
ちょっとイメージしているハンミョウと違う模様だったり、大きさだった場合はよく観察してから触りましょう。
ツチハンミョウだった場合は、直接触らないように子供たちも守ってあげなければいけません。
まとめ
本物のハンミョウに毒はないものの、ハンミョウという名前がつく昆虫で有害な体液を持っている種類が存在するということですね。
体液が肌に付くだけで水ぶくれになってしまうというのはかなり強い毒性というイメージがあります。
綺麗な虫だからといって簡単に触ると、皮膚に大きなダメージを与えてしまうということになります。
小さい子供だと、症状がより重くなる可能性があるので、その辺は本当に注意しなければいけませんね。