馬の病気で「スクミ」をご存知でしょうか?
「スクミ」になる原因を調べてみました。
馬のスクミの原因とは?
「スクミ」の原因の前に、馬の筋肉の病気で「コズミ」という病気があるそうです。
「コズミ」は競走馬がかかる筋炎、筋肉痛、筋肉疲労や腱、靭帯の痛みなどのことで、レースや調教の疲れからくるものが多いそうです。
「コズミ」を発症すると歩様に異常が出てスムーズな走りができなかったり、動きがかたくなるといった症状がでるようです。
人も激しい運動のし過ぎで、筋肉痛になって身体が動かしにくくなることがありますが、馬も同様の症状にかかるそうです。
原因として、調教による疲れの他に、寒さなどの環境の変化や移動による疲れ等の精神的なストレスも影響していると考えられているそうです。
治療としては、筋肉注射やマッサージ、マイクロウェーブや電気針などの治療によるメンテナンスが必要になるそうです。
「スクミ」は、「コズミ」の状態が悪化したものであると言われており、休養明けの激しい運動の直後に突然歩様を乱してしまうのが、一般的な症状だそうです。
「スクミ」は、馬特有の代謝病で、突然発症するそうです。
調教直後厩舎へ帰る途中に歩様が悪くなり、ひどい場合には全く動けなくなったり、ひどい苦痛をともなったりするそうです。
また、発汗がひどく呼吸も速くなり、苦痛の状態を見せるそうです。
「スクミ」の原因は、不明な点も多く、栄養状態が良すぎる重種に多発するといわれ、休養後の馬に強い調教をしたときに起きると言われているようです。
「スクミ」は謎の部分が多く未知の病気とされているそうで、「スクミ」を起こした馬の筋肉組織を顕微鏡で観察すると、肉組織が溶けてしまっているらしいです。
尿にこの筋肉の色素が混ざり赤褐色になることから、麻痺性筋色素尿症ともいわれているそうです。
まとめ
「スクミ」は、足がすくむなどということかと思っていたのですが、なんだか思ったよりも重い病気のようです。
「スクミ」は解消されることもあるそうなので、みんな頑張ってほしいですね。