マンボウは、ゆったりと泳ぐ姿からか「海ののんき者」と言われることがあります。
水族館で見るマンボウも、のんびりとしていてストレスなく穏やかに生きているような印象を受けます。
しかし本当のマンボウは、のんき者ではなくストレスに弱い生き物だというのです。
またウミガメが原因で、ストレスがたまるとも言われています。
一見広い海の中では関係のないような両者ですが、何故なのでしょうか?
その理由を探ってみましょう。
ウミガメがマンボウのストレスになるの?
マンボウについてはのんき者という呼び名以外に、最弱の生き物という呼び名もあるのです。
調べてみると、マンボウが亡くなる原因が些細なものであるその一つに「前からきたウミガメとぶつかると予測したストレスで亡くなる」というものです。
この噂は本当なのでしょうか。
そして実際に調べてみると、デマだということがわかりました。
Twitterにて個人が考えたネタツイートが拡散され、あっという間に広まってしまったそうです。
テレビなどでも取り上げられ有名になってしまったことで、本人から謝罪があったそうです。
他にも、泡が目に入ったストレスが原因や海水の塩分が肌にしみた、朝日が強すぎたことが原因など様々なデマがツイートされています。
マンボウのストレスについての事実は、マンボウは広い外洋で生息しているためか仲間が増えることが負担になり、ストレスを感じるというものです。
何故マンボウがこのような誤解を生んだかというと、そもそもマンボウがストレスに弱いということと、マンボウの生態自体がまだよく知られていないのが理由なのでしょう。
また、他の魚であればそこまで取り上げられることはないだろうと思うので、マンボウがみんなから愛されている証拠だろう思います。
ただ、マンボウにとっては嬉しくはないですよね。
まとめ
世間で出回っている噂はあくまで噂であること、事実は自分で確かめてみることが大事だということです。
マンボウは最弱でものんき者でもありません。
こういった噂にまどわされないようにしましょう。