水族館でも珍しくて人気のマンボウですが、マンボウの体については知られていないことがまだまだたくさんあります。
マンボウの体は見た目も独特な雰囲気をしていますが、体の内側も変わっています。
また、マンボウは昔から食用とされていて食べることが出来るそうなのです。
中でも、腸が美味しいと言われています。
マンボウの腸の長さってどれくらい?
マンボウの腸の長さについてですが、百尋(ひゃくひろ)と呼ばれています。
百尋とは180メートルの長さのことです。
実際の長さが180メートルもあるかはともかく、とても長いということです。
漁師さんによるとマンボウの腸は12尋(ひろ)と呼ばれているそうです。
1尋(ひとひろ)が昔の成人した大人の背丈で、両手を広げた長さなので、その12倍もの長さです。
また実際に測ったことのある人の話では、巨大なマンボウの腸の長さは約21メートルもあるそうです。
マンボウは胃を持たない生き物なので、マンボウの口から入ってきた食べ物はこの長い腸で消化されるのです。
マンボウの腸の中には、マンボウが食べたとされるクラゲが大量に入っていることがあります。
また肛門の近くにいくにつれて、寄生虫がたくさんついていることが肉眼でもはっきり確認できます。
巨大マンボウの腸は、美味しくないので食べないそうです。
マンボウの腸って食べれるの?
マンボウの腸は、こりこりとした食感が美味しいと人気があります。
昔から海沿いの地域では、マンボウが食用とされていて、流通が発達した現在では日本の各地のスーパーでマンボウを見かける機会もあります。
しかし腸は、地元の人でしかなかなか食べることのできない食材です。
例えば、マンボウは春と秋に高知県の足摺岬や室戸岬で獲れますが、マンボウの腸は地元の人たちで消費されるため、高知市の市場には出回らないそうです。
マンボウの腸はホルモン焼きや腸炒め、竜田揚げなどの揚げ物も美味しいです。
仙台の気仙沼では、マンボウの消化器官のこわだ(いわゆる小腸)と和えたマンボウの友和えが人気です。
また日本酒につけた腸を、沸騰した湯で1~2分ゆでて冷ました湯引きなど。
三重県の南伊勢町では、マンボウの腸を干物にした珍味が商品化され、人気で生産が追い付かない時期もあったといいます。
またマンボウの腸のキムチ和え、辛子酢味噌和えも美味しいそうです。
まとめ
マンボウの腸は、とても長いということがわかりました。
長い理由には、マンボウには胃がなく腸で消化するためだということがわかりました。
また、マンボウの腸は珍味として親しまれているということもわかりました。