マンボウは、世界中のあたたかい海に生息しているフグ科の魚です。
マンボウは平べったい形で特徴的な体形をしていて尾びれはなく、1度に3億個もの卵を産むのです。
とても多いのですが親マンボウは、今子育てをしないのでその3億個の中で大人になれるのは数匹です。
無事大人になったマンボウの寿命は、何歳なのでしょう?
またマンボウの年齢は、どうやって判断するのでしょうか?
マンボウの年齢の判断基準とは?
まず魚の年齢は、見た目だけではざっくりとしかわかりません。
メジャーなのが、鱗の年輪や耳石の輪紋を見て判断するという方法です。
調べ方はというと、鱗は魚の鱗を、耳石は頭の骨の中にある耳石という骨を観察して調べます。
耳石とは、体の平衡感覚を保つ役割がありこの耳石は、年齢を重ねるごとに少しずつ大きくなるのです。
そして木の年輪と同じように、耳石の外側に1本ずつこまかな線の輪が作られていくのです。
これを輪紋と呼び、輪紋を数えることで年齢を判断するそうです。
鱗や耳石を確認して年齢を把握するということがわかったのですが、なんとマンボウには耳石がないのです。
また、鱗に年輪もありません。
どうやって年齢を確認するかというと、マンボウの場合は個体のサイズ=体長で予測されるようです。
マンボウの体長は平均では3メートル前後、大きいもので4メートルを超える個体もあります。
現在、最大とされるマンボウは体長5メートル弱もあったそうです。
年齢の予測がされたのか気になるところですね。
また、水族館などで飼育されているマンボウは寿命は短く、最長寿命は10年です。
自然界にいる野生のマンボウの寿命は、はっきりと分かってないのですが、最低でも20年以上だと言われています。
マンボウの寿命ははっきりはわかっていませんが、ヤリマンボウというマンボウの近似種が82~105歳の寿命を持つことから、マンボウも長生きだろうと言われていますが、確かな証拠はありません。
まだまだ謎が多いマンボウですね。
まとめ
マンボウは生態だけでなく年齢も寿命も、未知の生き物です。
まだまだ謎だらけのマンボウの、今後の研究に期待しましょう。