モモンガとムササビはとても似ていると知っている人も多いかと思いますが、ヤマネをご存知ですか?
とても小さく、フクロモモンガに似ています。
日本では1975年に天然記念物に指定されているので、名前は知っているという人は多いかもしれません。
森林伐採により準絶滅危惧種に指定されていましたが、全国的に生態確認をしたところ、本州・九州・四国・隠岐においてほぼ連続的に分布していることが分り、リストから外されました。
フクロモモンガはペットしてペットショップなどで見かけることも多くなりましたが、モモンガ・ムササビ・ヤマネの違いについて調べてみましょう。
モモンガとムササビとヤマネ、違いは何?
3種ともにネズミ目の動物です。
モモンガは、ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科モモンガ族に属する小型哺乳類の総称であり、分類は15属、種類は約45ととても多い。
ムササビは、ネズミ目リス科リス亜科ムササビ属に属する哺乳類の一種。
ヤマネは、哺乳綱ネズミ目ヤマネ科ヤマネ属に分類される齧歯類。
大きさは、モモンガの体長は約15㎝~20㎝、尻尾は約10㎝~14㎝、体重約110g~220g。
小型であるモモンガに対して、ムササビは大きく体長約25㎝~50㎝、尻尾約26㎝~40㎝、体重約700g~1500g。
日本に生息しているネズミ目としては、最大級になります。
ヤマネは体長約6㎝~8㎝、尻尾約4㎝~5㎝、体重約15g~25g。
通常の体重は20g前後ですが、冬眠前の秋ごろには40gに達する個体もいます。
中でもヤマネはとても小さい動物です。
同じネズミ目で人気が高く、ペットとして飼育されている数が多い小型のハムスターであるジャンガリアンハムスター。
この種と同じような体格です。
まとめ
3種とも、とても愛らしく可愛い動物です。
フクロモモンガは人気もありよくお店でも見かける種ですが、まれにムササビも見かけます。
可愛くて人慣れもしますと書かれているのを目にしますが、実際飼育するとなると大変です。
あらかじめ飼育方法や生態、病院など全て調べたうえで考えるようにしましょう。
モモンガも簡単ではないので、知識を増やしよく考えてみてくださいね。