猿といえば私たちがよくイメージするのは、モンキーパークや動物園でよく目にするニホンザルで、バナナを食べたり毛繕いをし合ったりしている姿でしょうか。
あまりペットとして猿を飼う人は多くないかもしれませんが、猿といってもとても小さくてかわいい猿もいますよ。
今回はペットに出来て、またとても可愛らしくて比較的飼いやすい猿の種類をご紹介していきたいと思います。
猿の中でも可愛い種類は?
まず猿の種類ですが、大きなものから小さなものまで、そして性格も大人しい種類から活発な種類のものまで、本当に多種多様です。
その中でもペットとして人気が高い種類のものは、身体の大きさが小さく、ぱっと見はあまり猿らしくないものが多いといえます。
もっとも多く飼われていると言えるくらい人気が高いのはリスザルです。
リスザルはすらっとしたスレンダーなボディーに長い尻尾、そしてとっても小顔で活発なお猿さんです。
体長は30cmほどで体重は1kgほどの大きさです。
性格は温和で、人間にも懐きやすいのだそうですよ。
また寂しがり屋さんの個体も多いようですね。
ある程度までは、しつけも出来る個体がいることも人気の秘密なのでしょう。
このほか、コモンマーモセットという猿も人気が高いです。
この種類の性格は、やや臆病で気まぐれな所があるようです。
体長は16-21cmほど、体重は250-300gほどなので、とても小型のお猿さんですね。
臆病なので、信頼関係構築はゆっくりと時間をかけて行うとよいようですね。
一度懐くと手に乗せたりなどのスキンシップもとれるようになるようですよ。
そうなるとますます愛着がわきそうですね。
またピグミーマーモセットという種類の猿は、世界に2番目に小さいといわれます。
体長は11-15㎝、体重は100gほどだそうです。
とても小さいですね。
口も小さいので、モンキーフード以外の食べ物は、細かく刻んであげると良いそうです。
性格はコモンマーモセットと同様、ちょっと臆病で警戒心が強いようです。
小型でも猿なので知能が高いという点に注意し、ペットの気持ちも尊重しながらゆっくりと信頼関係を築くのが良いでしょう。
また、しつけは出来ないと考えておいた方がよいといえます。
ちなみに世界一小さい猿は、メガネザル科のピグミーネズミキツネザルです。
真ん丸で大きな目と尖がった可愛い耳が特徴的です。
その体長は、尻尾を除くと6-7㎝ほどととっても小さく、さらに体重は25-40gしかないそうです。
こんなに小さなお猿さんがいるとは驚きですね。
ただ、個人での飼育例はあまり情報がありませんでした。
まとめ
ペットとして飼える可愛い猿の種類についてご紹介してきました。
体が小さくとても愛らしいのですが、その一方で小さくてもやはり知能が高いので、良好な信頼関係を築くためには努力が大切だということも分かりました。
犬や猫よりは難易度が高いペットといえるでしょう。