みなさんはラーテルとクズリという動物たちの姿を想像する事はできるでしょうか?
ラーテルもクズリもどちらもイタチの仲間になりますが、可愛いイタチからはかけ離れていて、どちらも凶暴で獰猛な動物です。
そんなラーテルとクズリの違いや強さについて調べました。
ラーテルとクズリの違い
ラーテルとクズリは同じイタチの仲間になりますが、生態に違いがあります。
これらの動物たちの生態についてまとめました。
ラーテルの生態
ラーテルは東アジアからアフリカ大陸の乾燥地帯や森林、湿地帯などに生息しています。
体長は60cm~80cmほどで、体重は10kg前後になります。
見た目は頭から尾にかけて白い毛で覆われており、その他は黒い毛で覆われています。
ラーテルは雑食のためなんでも食べますが、一番の大好物ははちみつになります。
ラーテルのはぶよぶよとして分厚い皮膚で守られているため、ライオンの爪や牙を通すことはありません。
また鋭い爪を持っており、木登りが得意です。
攻撃されたときには臭い物質を噴射し、相手をひるませることができます。
グズリの生態
クズリはアメリカ北部、カナダ、中国北部、スウェーデン、ロシアなど、寒い地域に生息しています。
体長は1mほどで、体重はオスで15kgほど、メスは10kgほどです。
寒い地域に生息しているため、全身に長い体毛が密集しています。
グズリは大きな牙と強力なアゴを持っています。
その牙とアゴで大型動物の骨を砕く事ができます。
また足の裏が広く、雪の上でも走る事ができるため、ほかの動物より早く動くことができます。
ラーテルとクズリの強さ
まずラーテルの強さは、ぶよぶよとした分厚い皮膚を持っているところにあります。
また攻撃されたときには、臭い物質を噴射し、相手を怯ませることができます。
このことから、ラーテルは防御に強い動物だと言えます。
そしてグズリは鋭い牙と強力なアゴを持っており、上から襲い掛かれば脊髄などの急所をかみ砕く事ができるため、攻撃力の強い動物になります。
まとめ
ラーテルとグズリは異常なほど凶暴な動物ですが、強さの特徴には違いがあるようです。
ラーテルは防御に特化しており、またグズリは鋭い牙とアゴで相手の急所をかみ砕くことができます。