世界中にはどんな猿たちが生息しているのでしょうか?
猿と一言にいっても、猿はサル目(霊長目)でヒト以外の動物全てをさすので、とても幅が広いです。
サルの中で最も体が小さいのはピグミーネズミキツネザルという種類で、その体長は尻尾をのぞくと6-7cmほどしかありません。
また体重も25-40gほどととても軽く、手の中にすっぽりとおさまってしまうくらいの小ささだそうですよ。
では、一番大きな猿の種類は何なのでしょうか?
気になってきましたね。
それでは、お猿さんの種類をご紹介していきたいと思います。
猿の種類で大きいのは?
猿の中でも一番大きいのは、私たちも良く知っているゴリラなのだそうです。
ゴリラはサル目(霊長目)・ヒト科・ゴリラ属に分類されているようです。
ヒト科なのですね!
ヒト科の猿の仲間にはゴリラの他、オランウータンやチンパンジーなどがいるのだそうですよ。
では、ゴリラの大きさはどのくらいなのでしょうか?
ゴリラの体長はオスで170-180cmほど、メスは150-160cm位だそうです。
体長だけでみると私たちヒトとそんなに変わらないですね。
それでは体重を見てみましょう。
オスのゴリラで約150-180kg、メスでも80-100kgもあるのだそうです。
やはり、これを見てみるとかなり大きな猿だということが分かりますね。
ちなみにそんな大きなゴリラですが、産まれたばかりの赤ちゃんの体重は1800gほどで、一般的な人間の赤ちゃんよりもかなり小さめなのだそうですよ。
小さく産んで大きく育てるとはまさにこのことでしょうか…
赤ちゃんは産まれた時から手の力がかなり強く、お母さんゴリラのお腹や背中にしっかりとくっついて生活するのだそうです。
たくましいですね。
では野生のゴリラはどこに住んでいるのでしょう?
その答えはアンゴラ、ウガンダ、ガボン、カメルーンなどのアフリカ中央部だそうですよ。
雑食性ですが、どちらかといえば主に植物の方を好んで果実や植物の葉っぱを食べ、このほかにはアリやダニなどの虫も食べるようですね。
ちなみに性格は意外と大人しく温和なのだそうです。
ただ、繁殖期になると大変気が荒く狂暴化するようで、オスは特に攻撃性が強くなるようです。
やはり野生でも飼育下でも動物たちには油断禁物ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世界1大きな猿はゴリラだということが分かりました。
とても大きくて威圧感のあるゴリラですが、発情期以外だと比較的おとなしい性格だということは驚きでした。
これからは動物園のゴリラに会う時、今まで以上に親しみがわくかもしれませんね。