マンボウは、大きいもので3メートルを超える世界最大の硬骨魚類です。
世界中あらゆる場所で生息が確認されています。
主に温帯・熱帯の海で発見されていますが、日本ではどこに生息しているのでしょう?
水族館でしか見ることができないと思っていたマンボウの、日本での生息地について調べてみました。
日本でのマンボウの生息地について!
マンボウは、世界中の温かい海に生息しています。
日本の海では、九州から東北までの外洋で生息が確認されています。
マンボウは日本では夏から秋にかけて、沿岸にあらわれます。
日本海側にはあまり現れないようですが、千葉、宮城などの東日本の太平洋側から、伊豆半島、三重県や高知県など西日本まで日本の広い範囲で確認されています。
また定置網にかかることから、マンボウは日本でも昔から食用とされてきました。
富山県ではマンボウのことを「クイサメ」、東北地方では「ウキナ」「ウキギ」、北海道では「キナンボウ」、他にも「マンブ」「ユキナメ」「タユウサン」「バラバア」「シキリ」「ウオノタユウ」など数多くの名前がつけられています。
マンボウは、古くから日本でも親しまれていたことがよくわかります。
そして最近の調査では、マンボウは水深800メートルもの深さの深海にも生息していることが判明しました。
調査では、海上と深海の間を行ったり来たりと往復しているといい、海上に現れることは活動の一部にしか過ぎないとも言われるようになりました。
そして最近では、マンボウをポイントにしたダイビングなどもあるそうで、人気になっているそうです。
静岡県伊豆半島の大瀬崎では、5月から6月頃にやってくる自然のマンボウを見ることが出来るということです。
ダイビングでは、滅多に見ることができないので珍しいです。
まとめ
マンボウは、世界中を泳ぐことが出来る魚で、日本の外洋でも生息していることがわかりました。
深海でも生息するなど、詳しい生態がわかってないので、まだ未知の部分があるといいます。
これから研究がもっと進んで、新たなマンボウのことが知ることができたらいいです。