ダニは家の中のいたるところに存在します。
そんなダニに刺されると、激しい痒みで本当に辛いですよね。
では、どうしてダニに刺されると痒みが生じるのでしょうか?
刺された時の痒み対策について、少しお話してきたいと思います。
ダニに刺された時の痒み対策は「掻きすぎないこと」!
ダニに刺されるとひどく痒くなりますが、虫刺されであれば、その殆どが赤く腫れて痒みを伴うため、本当にダニに刺されたかを判断するのは難しいです。
実はダニは人間のお腹や太もも、二の腕といった柔らかい場所を刺す特徴があります。
刺された部分が1cmほど赤く腫れ、しばらく痒みが続き腫れの引いたあとも皮膚に跡が残ります。
ダニに刺された後の痒みを抑えるには、「患部を掻きすぎない」ことが大切です。
どうしても痒みが強いため、我慢するのは大変だと思いますが、患部を掻き壊すことで細菌感染から「とびひ」になってしまう可能性もあります。
大人でも痒みはつらいですが、子供となると余計に我慢が出来ないため掻き壊しが心配でしょう。
そういう時は、患部に貼り付けて予防するシールが市販されているので、使用するのも一つの方法です。
ダニ刺されの痒みを止めるのに市販薬のムヒは有効です!
ダニは刺すと言うよりも、鋭い顎を使って皮膚を噛みちぎるように食いついて、体内に毒を入れるのです。
この毒を、人間の体は異物と判断して、痒みを伝達する「ヒスタミン」という物質を分泌します。
蚊よりも多くヒスタミンが分泌されるようで、かなりの痒みになるのです。
ダニ刺されの痒みは早めに対処したいです。
刺されたことがわかったら、直ぐにステロイド系の虫刺され薬を患部に塗りましょう。
ステロイド系の薬は、危険なイメージを持たれがちですが、そんなものではないのです。
容量や用法を守って正しく使えば、いち早く症状を改善できます。
市販されている虫刺され薬の大半が、ステロイドが含まれていますので安心して使いましょう。
一般的な商品としてムヒがありますが、中でも「ムヒアルファEX」がおすすめです。
優れた抗消炎作用があるPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)という、痒みを抑える成分が配合されており、このPVAは5段階で分類されるステロイドの強さの中で2番目に弱いランクです。
刺されたとわかったら、早めに塗り薬を使うのが一番です。
まとめ
ダニに刺されると、その症状は2週間近く続くと言われています。
不快な症状が1週間も続くのは辛いです。
早めに薬を塗って痒みを抑えましょう。
但し、中々症状が改善しない場合は早めに皮膚科を受診したほうがいいでしょう。