生まれたばかりの赤ちゃんライオンの体重は1~2キロで、およそ1週間は目が見えない状態です。

メスライオンが守ってあげないととても無力なのです。

ハイハイするまでに生後1~2日、目が開くまで10日ほど、歩き回るまでに約3週間と早いですが、ライオンの匂いを他の動物がかぎつけると、赤ちゃんライオンは狙われやすく、襲われやすいです。

メスライオンは、赤ちゃんライオンの首筋を加えて常に居住地を移動し歩いています。

ライオン 赤ちゃん 危険

ライオンの赤ちゃんの周囲の危険は?

メスライオンたちは、出産の時期になるとプライドから離れて、メスだけの群れを作り、同じ時期に出産します。

産まれるとすぐに、母ライオンによってやぶの中などに隠されます。

他の動物から身を守るためです。

スポンサードリンク

生まれた赤ちゃんライオンたちは、このメスライオンたちに乳をもらい、兄弟として育つわけですが、出産時期が1~2か月遅くなった場合、後から生まれた赤ちゃんライオンは食事から締め出されて、飢えて亡くなる場合もあり得ます。

そして、ジャッカルやハイエナ、ハゲワシや蛇に狙われることもあり、ライオンの匂いを嗅ぎつけたら巣穴を襲います。

また、ある程度成長し、プライドに戻ったときに、プライドのオスが争いに負けて交代すると、新しいオスライオンが赤ちゃんライオンを襲うこともあるのです。

メスライオンはオスよりも体重が軽く、力も弱いです。

1頭のオスライオンに対して3~4頭のメスが結束した場合には、子供を守れることもありますが、2歳まで生きることのできる赤ちゃんライオンは20%に満たないです。

まとめ

ライオン以外の、ほかの動物の餌食となってしまう場合もあり得るわけで、生後1年以内の亡くなる確率60%以上と言われています。

生後2年以内に亡くなる確率は、80%以上と野生のライオンは15年以上生きることは少ないです。

初めてプライドに戻された赤ちゃんライオンは、初めから母親以外の前で堂々とふるまうわけでもなく、赤ちゃんライオン同士で遊ぼうとします。

オスの赤ちゃんライオンは、3~4歳になるとプライドから追い出され、兄弟ライオンとともに行動します。

そして、新たなプライドを作っていきます。

そして、他のプライドのオスライオンと決闘し、縄張り争いをするようになります。

スポンサードリンク