この世にはいっぱいの動物が生息していますが、その行動や動き、体形も様々です。
そして、その行動で群れを作り行動しているものも多いですが、一匹の単独行動をする動物もいます。
一般的に群れで行動する動物は、身体能力が弱く捕食される側についてしまうことが多いため、数で生存力を増やしている様に思われているようです。
魚などはよく群れで行動してますよね。
でも、ライオンも群れで行動する動物ですが、百獣の王といわれるので弱いイメージはありません。
なぜ、ライオンは群れで生活するのでしょうか?
ライオンはなぜ群れで生活しているの?
ライオンは肉食目ネコ科ヒョウ属に分類される肉食の動物で、サバンナや草原に生息していることが多いようです。
そして、ライオンはほかのネコ科の動物にはあまり見られない社会性を持っています。
メスと子供ライオン、そして少数の成熟したオスライオンが群れを作っています。
狩りの特徴はメスが集団で連携して狩りを行い、場合によって自分より大きい獲物を襲うこともあります。
しかし、成功率は低く20~30パーセント程度です。
その、群れを作っている理由ですが、諸説あります。
まず、群れを作ったほうが狩りの成功率が高くなるから、ということです。
どうしても、サバンナは、密林など身を隠すところが少なく、その大きな体を隠すところが少ないです。
そのため、単独では狩りは困難なのでしょう。
一定の水場などを狩りの場所として、群れで待っていたほうが狩りがしやすい状態になります。
そして、ライオンは繁殖率がひくいので、その繁殖率を上げるため群れている、という話もあります。
また、ライオン特有ですが、外敵(ほかのオスライオンの群れの乗っ取り)を防ぐために群れになっているという意見もあります。
ライオンは、群れ(プライド)を作っていますが、その構成はメスライオン、子供ライオン、そして、少数というかほぼ1匹のオスライオンです。
まず、子供のオスライオンは大人になる前に群れから出されます。
そのあと、ほかの群れのオスライオンと戦い、勝利できればその群れを自分の群れにできるシステムですので、ライオンの敵はライオンという状態になる厳しいシステムです。
ですので、オスライオンは自分の遺伝子をかけた戦いとなますので、やはり、オスライオンの最大の敵は自分以外のオスライオンになるのでしょう。
その敵を発見していち早く排除するためにも、群れでいることは都合がよさそうです。
まとめ
やはり、ライオンが群れでいることは、生存することに都合がよく、そして子孫をより残せるために群れているようです。
ライオンの群れのシステムも独特で、すごいものだなぁと感じます。