動物園では、人気者といったらトラなどが挙げられます。
トラに関しては、赤ちゃんが可愛いなどよくメディアに取り上げられますし、色合いも綺麗ですのでトラが好きな方が大勢いらっしゃると思います。
しかし、なぜ動物園にしかいないのでしょうか？
なぜ日本に野生のトラがいないのでしょうか？
いたら困りますが不思議です。
日本には、シカやイタチなどが生息する地域があり、狩りもすることができます。
その気になれば、熊も狩れるのではないでしょうか。
今回は野生のトラがなぜいないのか、ご紹介していきたいと思います。
なぜ日本にトラがいないのか？
結論は簡単です。
日本が狭すぎたからです。
トラの縄張りは非常に広く、日本の広さではオスメス合わせて500頭生息できれば多い方です。
そんな数じゃ繁殖、繁栄までしきれなかったのです。
日本は以前大陸の一部でしたが、徐々に島として独立していきました。
その狭さから日本の島にいたトラは、縄張り争いが絶えなかった可能性があります。
共存すればいいかと感じましたが、そこまでに発展するまでには時間が足らなかったのではないでしょうか。
また、日本の狭さから動物はいてもトラ全頭がお腹いっぱいになるほどエサがなく、共食いも原因の一つかもしれません。
また、環境の要因がある可能性もあります。
日本の環境は四季折々です。
日本の生物は、冬眠などで過ごしにくい季節を乗り越えていきます。
しかし、日本の季節にトラが耐えうる能力がない可能性、あったとしても冬眠中の動物を餌として見つけることができなかった可能性があります。
以上に記載した以外にも様々な要因があるとされています。
ただえさえ、ロシアやアフリカのトラも減少傾向にあります。
広大な土地でさえ減少傾向にあるのに、日本の島で何百年も生きていられたら奇跡にちかいです。
まとめ
以上がトラが日本に生息していない理由になります。
少し悲しい話ですが、日本にいたトラは大昔に絶滅してしまったのでしょう。
もし日本にトラが生きているとしたら、進化の過程でもっと小型のトラが誕生していたかもしれません。
肉食とはいえ小型、中型のトラが誕生しペットして飼われていたかもしれません。
トラの赤ちゃんはかわいいですし、少し残念な感じがします。
今回の記事は以上になりますが、野生はいなくても人口はいます。
ですので動物園でトラの生活をぜひご覧ください。
