ネコは日本に多くペットとして愛されています。
また、野良猫も多く目にしますので生態はご存知ですね!
しかし、同じネコ科でも大きさも何倍も違いますし、毛並みの色もまるっきり違う、食べてるもの違う、そんなネコ科がいます。
それはトラです。
同じネコ科のなのにまるっきり違います!
似ている部分は、哺乳類と四足歩行程度です。
今回はそんなネコ科であるトラの生態について注目していきたいと思います。
動物本能としてのトラの生態は?
トラの生態は、一言いえば本当に弱肉強食です。
トラは極地では冬に、熱帯系であれば一年を通して繁殖行為を繰り返します。
トラの繁殖は、数日にかけて行われます。
数日を掛けて繁殖行為を、100回以上繰り返し妊娠します。
人間と違い、妊娠期間も短く3か月程度です。
出産に向けて藪や岩陰を探します。
良い場所が見つけたらそこで2~3頭、多くて6頭出産します。
人間よりかなり数が多いです!
赤ちゃんは生まれてから2週間程度、目が全く見えておりません。
また、8週間は歩くことができないのでお母さんにベッタリです。
離れるとしても、お母さんがマーキングする時だけになります。
8週間後狩りを行い始めます。
8か月程度でやっと自分で捕まえて、食べられるようになります。
しかし、やっとの思いですので生まれてから1年半はずっと母親と一緒に狩りを行います。
その後は立派に独り立ちしますが、ここまで来るのに1頭だけです。
それ以外の兄弟、姉妹は赤ちゃんのうちに襲われているか、狩りの返り討ちにあったかで亡くなってしまいます。
独り立ち後は種の保存の為に繁殖行為を重ね、生きるために捕食をおこないます。
基本は一匹で行動を行ったうえで、縄張りを意識して行動します。
ですので、トラの同士の縄張り争いが行われますし、非常に激しい喧嘩となります。
負けた方は亡くなるか、縄張りから手を退いて逃げていきます。
そうやって強いものだけエサの多い地域を支配して、捕食生活に勤しみます。
赤ちゃんから大人になって独り立ちするにも大変ですが、大人になっても縄張り争いは続きます。
最終的にトラの生命を、寿命などで全うできたトラは少数派かもしれません。
まとめ
トラの生態はシンプルです。
弱肉強食が生態なのです。
しかし、そんなトラもエサの為に人里を襲いますし、ゾウですら狩りの対象です。
弱肉強食でも、強き者にも立ち向かうのがトラです。
ぜひこんな漢気たっぷりトラを、動物園で鑑賞してみましょう。