カバとワニは、同じような浅い水辺で生活している印象が強いです。

では、野生の場合、同じような生活圏を起点としているならば、当たり前に出会うこともあるのではないかと思ってしまいます。

実際には、カバもワニも多くがアフリカ大陸の川に生息しているので、もちろん出会う機会は大いにあることでしょう。

では、こんなに大きくて一見危険そうな動物同士が同じ場所にいて、それぞれにどのように生活しお互いどのような関係性をもち過ごしているのでしょうか。

また、それは共存しているといえるのでしょうか。

ワニ カバ 関係

カバとワニ!一体どんな関係?

まず、カバとワニの食についてですが、カバはあんなに大きな体で見た目は太っているような感じが見受けられますが、実は草食動物です。

肉を食べることもありますが、それは非常に稀なことで、胃があまり強くなく、ほとんど草木などを食べてお腹を満たしています。

一方ワニですが、こちらは見た目を裏切ることなく肉食動物です。

このように、カバとワニは食べるものが違います。

食べるものが違えば、争うこともないので仲は良好なのではないでしょうか。

ところが、カバもワニも群れで生活をし、縄張りを重要視する動物です。

その縄張りに入ってしまえば、たとえ草好きのカバであっても、魚だろうが動物だろうが、容赦なく本領を発揮します。

体の強さでは、ワニはカバには敵いません。

ワニの噛む力を存分に発揮したところで、カバの体の頑丈さには敵わず、ワニがカバに一目をおいて生活しているようです。

それでも、カバもワニも小さな子供に対しては、お互いにお互いの標的となってしまうことがあります。

食べるものが全く違うというのに、あまりよい関係性ではなさそうです。

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カバとワニは共存しているのでしょうか?

カバとワニは、同じような場所で生活をしています。

しかし、それぞれの縄張りの中ではお互いに縄張りへの執着が強いあまり、敵対心をもってしまうので共存しているとはいえないようです。

まとめ

カバとワニは、同じ環境の中で過ごす動物であり、食の習慣は全く違うが、お互いに強い縄張り意識をもっている為、その中では敵対してしまう関係性にあります。

この関係性ゆえ、カバとワニは共存しているとはいいがたいでしょう。

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