カモシカを見たことはありますか!?
日本には、「ニホンカモシカ」という種類のものがおり、カモシカというとニホンカモシカのことを指すようです。
カモシカは、日本で特別天然記念物に指定され捕まえることを禁止しています。
地域によっては、農作物を荒らす害獣として駆除することを認めているところもあるようです。
そんなカモシカは、角で年齢が判断できると聞いたことがあるのですが、それは本当なのでしょうか!?
それでは今回は、カモシカの角で年齢は分かるのかについてご紹介します!
カモシカの角には年齢が現れる!?
シカの角ははえかわりますが、カモシカの角は一生はえかわることはありません。
一生伸び続けて毎年角輪が刻まれ、角輪の数でだいたいの年齢がわかるようです。
メスだと、出産するたびに角輪が狭くなることから、出産回数をする事もできるようです。
シカは群れで暮らしていますが、カモシカは単独で行動しています。
稀に4頭ほどの群れで行動しているときもあるそうです。
カモシカは自分の縄張りを持ち、相手に縄張りを知らせるために眼下線からでる、ねばねばした液を樹木などにこすりつけて知らせています。
山の中でカモシカに出会うとすぐに逃げるのではなく、こっちをずっとみていたという経験をした人もいるのではないでしょうか!?
これは、自分の縄張りに人間が入ってしまったため、威嚇しているのではないかと言われています。
すぐに逃げなかったため、かつて狩猟者にとってはとても捕まえやすかったようです。
カモシカは、昭和初期に絶滅してしまうのではないかと思うくらいに、数が減少してしまったようです。
しかし、1925年に禁猟、1934年に天然記念物、1955年に特別天然記念物に指定され数が増えてきているようです。
地域によっては、農作物の被害により駆除の対象になっているところもあるようです。
まとめ
今回は、カモシカの角で年齢は分かるのかご紹介しました。
カモシカのオスとメス両方が角をもち、一生はえかわることはありません。
毎年角輪が刻まれるので、だいたいの年齢を知ることができ、メスは出産のたびに角輪が狭くなっていくので、出産回数まで分かるようです。
カモシカは、シカと違い単独で行動しています。
カモシカは自分の縄張りがあり、その縄張りを他のカモシカに知らせるために目の下の眼下線という部分から、ねばねばした液をだし樹木などに塗りつけて知らせているようです。