小さくてかわいいうさぎは、見ているだけで私たちを癒してくれます。
でも、うさぎも、日々ストレスが溜まるようなのです。
食べること、寝ることの心配がなくなると、安心できる半面、他の欲求がでてくるのですね。
「もっと構って!」とか、「いっしょに遊ぼうよ!」とかの意思表示をしてきます。
その表れのひとつが、トイレをひっくり返す行動だと言われています。
うさぎがトイレをひっくり返すのはなぜ?
たいていの場合、飼い主さんにかまってもらいたいときに、トイレをひっくり返すという行動をします。
中には、ケージ内のお皿をひっくり返すうさぎもいるようです。
夜間にひっくり返すことが多いようですが、これは運動不足によって、元気があり余っていることも考えられます。
日中ケージから出して、十分に体を動かせるようにしてあげましょう。
昼間が難しい場合は、夜寝る前でも構いません。
また、夜型のうさぎは、日中よりも夜にエネルギーを消費するので、夜の餌の量を調整してみるのもいいかもしれません。
1日の総量は変えず、夜に与えるえさの量を増やして様子をみてください。
それでも物足りない様子で騒いだら、ペレットではなく牧草を与えたり、かじって遊べるかじり木やおもちゃなどをあげたりしてみましょう。
気持ちが少し落ち着くはずです。
うさぎのトイレは固定したほうがいい!?
あまり頻繁にトイレをひっくり返すようなら、トイレが動かないように固定したほうがいいですね。
トイレ全体を、ワイヤーなどでケージにくくりつけてみてください。
トイレに敷いてあるすのこが動かせる場合は、すのこ部分にキリなどで穴をあけて、トイレ本体にくくりつければ外れなくなります。
今まで動かせていたトイレが、動かなくなったとわかれば、動かそうとする行動も収まるはずです。
ただ、今までトイレをひっくり返すことで、ストレスを発散させていたとしたら、別の対象物が必要になりますね。
動かすと音が出たり、かじってもいいおもちゃを代わりに、ケージにいれてあげると喜ぶでしょう。
まとめ
うさぎがトイレをひっくり返したり、お皿をひっくり返したりするのは、「もっと遊んで!」という甘えの表れの場合が多いです。
うさぎが鼻でツンツンとしてきたり、プウプウと鳴いたりするときは、かまってほしいサインだと言われています。
このような、うさぎの小さなサインを見逃さないようにして、毎日コミュニケーションをとっていけるといいですね。