ハサミムシは尾端に大きなハサミをもった昆虫の一種で、暗くてジメジメした環境に好んで生息していると言われています。
人間にとってそれほど害はないと言われており、さらには他の虫を食べてくれることから益虫と言われることもあるようです。
しかし、見た目はゴキブリなどの害虫に似ており、家の中や庭に大量発生すると、あまり気分の良い状態ではないため駆除を求める方もいらっしゃるようです。
ハサミムシの幼虫が大量に発生してしまうケースがある?
ハサミムシのメスは、石や枯葉の下などの陽が当たらないジメジメした場所を好んで産卵すると言われています。
1度に産卵する卵の数は10~100個程度と言われています。
さらに、春から秋ごろにかけて数回産卵するとされています。
ハサミムシの産卵は1箇所だけでなく、場所を変えて産卵するようですが、産卵に適した箇所が密集しているような場所では、ハサミムシが大量に発生してしまうこともあるようです。
ハサミムシの幼虫を駆除するには?
ハサミムシの幼虫は成虫と同じような姿をしていると言われています。
行動も成虫と同じとされており、駆除の方法も成虫と同じようにすると良いようです。
大量に発生しているような場合、罠を作成すると良いでしょう。
ツナ缶などの浅い缶詰の空き缶を用意し、その中にサラダ油などを入れておいて、日陰などに設置しておくと、その中にハサミムシが落ちて登れなくなってしまうようです。
また、ハサミムシの幼虫が発生しているということは、近くに産卵に適した場所があると考えたほうが良いでしょう。
今後、産卵されないように湿度の高い場所を除去していくと良いとされています。
除湿グッズや乾燥剤などを繁殖して欲しくない場所に設置しておくだけでも効果があると言われています。
まとめ
ハサミムシの幼虫は成虫と同じような罠で駆除できることがわかりました。
また、ジメジメした場所などを除去したり、乾燥剤などを撒くことで産卵場所を減らすことも、ハサミムシの幼虫を発生させない対策になるようです。
重たい資材などの下に産卵場所があるようなときには、周りに乾燥剤を撒いたりして対応すると良いでしょう。