カモノハシは、日本人にとっては馴染みの薄い生き物ですが、図鑑や今では動画などで見る事が出来ます。
馴染みの薄い生き物なので、体長や体重などあまり知られてない事もたくさんあります。
中でもカモノハシの特徴でもある『くちばし』。
哺乳類なのに、卵で産む事でさえも驚きなのに、くちばしまであると頭の中が混乱してしまいます。
何故、カモノハシは鳥の様なくちばしを持っているのか気になります。
そこでカモノハシのくちばしの秘密や、鳥の様なくちばしの理由について調べてみました。
カモノハシのくちばしが鳥に似ている理由とは?
カモノハシを書いてみて下さい!
と言われると馴染みの薄い日本人は、写真や動画でしか見た事が無い人が多いので正確には書けませんが、平べったいくちばしだけはしっかり書くでしょう。
でも、カモノハシって何でくちばしがあるのか?
哺乳類で唇があるのは分かりますが、鴨やアヒルの様なくちばしを持つ理由って何があるのか考えた事ありますか?
生きていく為に必要なものなのか、ただあるのか疑問です。
カモノハシにくちばしがある理由とは何か?
カモノハシは複雑な先祖構成?
カモノハシって何があって、あの様なくちばしを持つ様になったのか?
生きていく為には必要だったのか、そうでも無いのか分かりませんが、何かしらの理由があると思います。
では何故、あのくちばしがあるのか?
人間もカモノハシも、先祖を辿れば同じような哺乳類に辿り着きます。
人間は、進化を続け今の姿になりましたが、カモノハシは原始的なままに近い進化をしてきたと言われています。
カモノハシが多くの哺乳類と違う点は、鴨の様な平べったく柔らかいくちばし、そしてビーバーの様な平たい尻尾に水掻きがある四股。
カモノハシの遺伝子には哺乳類、爬虫類、鳥類の遺伝子がある寄せ集めの雑種の様な生き物だと言われています。
遺伝子の中に鳥類の遺伝子があるので、あのくちばしがあるのでは無いかと考えられています。
カモノハシのくちばしの秘密!
とても珍しい生態のカモノハシですが、あのくちばしには変わった秘密があります。
- とても柔らかい
一見、硬そうなくちばしに見えますが実はカモノハシのくちばしは、弾力性のある柔らかいくちばしと言われています。
鳥類の遺伝子がありますが、鳥の様に硬くは無いと言われています。
- 水中ではセンサーになる
意外と知られていない事の1つに、カモノハシは水中に潜ると目を瞑ると言われています。
当然、目を瞑ってしまえば何も見えませんが、カモノハシは上手に餌をとります。
その理由は、くちばしがセンサーの様な働きがあるからとされていて、水中で動く生き物の筋肉が動く電気を感知していると言われています。
それによって、生き物までの距離や大きさなどを読み取る事が出来ると言われていて、くちばしには約4万個のセンサーがあると言われています。
まとめ
カモノハシのくちばしが、鴨やアヒルの様な形をしている理由としては、遺伝子に鳥類があるからと考えられています。
長い歴史の中で、色々な進化を遂げていますが途中で鳥類の遺伝子が加わったのかも知れません。