狼ってどんな動物か知っていますか?
絵本などにもでてきて、怖いとイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
狼はネコ目イヌ科イヌ属に分類される肉食のほ乳類です。
狼は、黒い体を持っているイメージがありますが実際はどうなのでしょうか?
別の色をしている狼もいるのでしょうか?
それでは今回は、黒色の狼の種類は何なのかについてご紹介します!
白色の狼や黒色の狼はなんていう種類なの?
白色の狼は、ホッキョクオオカミ、黒色の狼は、イタリアオオカミ、メキシコオオカミ、アメリカアカオオカミなどがいます。
狼と聞くと黒い毛のものをイメージする人も居るかもしれません。
絵本の中にも出てくる狼は黒色をした狼が多いのではないでしょうか?
しかし、実際に野生の狼は白色をしていたということがアメリカのスタンフォード大学の研究グループの検査でわかったそうです。
研究グループは、毛色のパターンと遺伝子の関係について調べて、狼の毛の色は独自の遺伝子で毛色は黒くなっているということが分かったそうです。
そして、この黒色の遺伝子は昔から持っていたのではなくアメリカ大陸に人間と一緒にやってきた犬によって持ち込まれたということが研究で分かったようです。
この黒色の体は何に役立っているのか気になりますね!
犬によって黒い体を獲得した狼は、森の中で木や草の陰に隠れるということにとても有効だったようです。
特に森林の多いところでは天敵から逃げることができ、広くで繁殖することができたのではないかと言われています。
そのため、今でもアメリカの森林の多い地域には黒色をした狼が多く生息しているようです。
まとめ
今回は、黒色の狼の種類についてご紹介しました。
狼には黒色だけでなく白色の狼もいるということがわかりました。
白色の狼は、ホッキョクオオカミ、黒色の狼はイタリアオオカミ、メキシコオオカミ、アメリカアカオオカミなどが存在するそうです。
しかし、もともとは黒色の狼はおらず、人間が持ち込んだ犬によって黒色の狼が誕生したそうです。
黒色の体を獲得したことによって森の中で木や草に隠れることができ、広くで繁殖できるようになったということがわかりました。