飼育している動物に噛まれてしまうこともあるかと思います。
狂犬病をはじめとする感染症などの心配はないのでしょうか?
ここでは、モモンガに噛まれてしまった時の対処法や注意点、病気になる可能性などについてご紹介します。
モモンガに噛まれた!病気の心配はある!?
狂犬病のウイルスは犬だけではなく様々な哺乳類が持っている可能性があるため、野性のモモンガに噛まれた場合にもそれなりの処置をすることが大切になるでしょう。
狂犬病は命にかかわるものですし、破傷風の予防接種なども必要になるかもしれません。
保健所への報告および指示を仰ぐようにするといいかもしれません。
また、飼育しているモモンガに噛まれた場合も、まずは傷口をきれいに洗って消毒することを習慣づけるといいですね。
人によっては、ペットに噛まれてアナフィラキシーショックという急性のアレルギー症状を起こす可能性もあるでしょう。
呼吸困難やめまい、血圧低下などが主な症状で、悪化すると命にかかわることもありますので、放置はできない状況になるでしょう。
そのため、飼育を始める際にあらかじめアレルギー検査をしておくことも予防になりますね。
さらにモモンガが属するげっ歯類に噛まれると、ペストや野兎病、レプトスピラ症なの感染症にかかる可能性があるそうです。
フクロモモンガだけは有袋類に属するためその心配はなさそうですが、大事をとって病院で検査をすることをおすすめします。
まとめ
野性の動物には狂犬病ウイルスを持っているものがいますので、噛まれた場合はモモンガにかかわらず必ず病院に行くようにしましょう。
また、飼育しているモモンガでも、最低限度傷口を洗い流して消毒する習慣をつけておくと安心ですね。
また、噛みつくには何か理由があるのかもしれません。
モモンガに無駄に手を出したりストレスを与えないよう、優しい接し方を心掛けることも予防のひとつになりますね。
ご家庭に小さなお子さんがいらっしゃる場合には、無防備な状態で被害に遭わないよう、言葉だけではなく行動で示して教えてあげるようにするといいでしょう。