ライオンといえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
やはり「百獣の王」ではないでしょうか。
「王」というくらいですから、やはり力強いイメージがありますよね。
体もとても大きく、オスで平均体重が180キロ。
メスでは125キロもの重さがあります。
普段私たちはなかなかライオンを間近で見る機会はありませんが、やはり迫力はとてつもないものでしょうね。
そんなライオンですが、声の大きさはどのくらいなのでしょうか。
レオ・ザ・ライオンという映画のオープニングロゴでも迫力満点に吠えています。
実際どのくらいの声量が出ているのか、気になるところではありますよね。
ライオンの声の大きさはどのくらい?
ライオンの声は、やはりイメージ通り大きいです。
ただ、地球で一番という訳ではありません。
世界で一番大きいのは「シロナガスクジラ」であるとされ、心臓の大きさだけでもとても大きいです。
シロナガスクジラの声の大きさは188デシベルと言われていますが、空気中では126デシベルだとされています。
しかし、この数字だけではあまりピンとこないのではないですか?
実はこの大きさ、例えるのならロックコンサートくらいです。
ではライオンの声の大きさはというと、115デシベルくらいだと言われています。
これは、サバンナにいると約8㎞先までも到達すると言われているくらい大きな声なのです。
人間が徒歩で2時間程度の距離です。
この大きさですから、人が効いたら聴覚障害を起こしてしまうレベルだとされています。
肉食であり、とてつもなく大きな声で吠える、本当に「王」としての風格がありますよね。
ちなみに、ライオンはネコ科ですよね。
なぜニャーとは鳴かないのでしょうか。
体の大きさが関係しているのでは?と思いがちですが、それは否定されているようです。
住んでいる場所がサバンナという開けた場所なのが原因らしく、声帯域と声の高さに関係があり、高い場所に住んでいるネコ科の動物は高い声で鳴くのです。
それにしても、声の大きさからしてサバンナに住んでいる動物たちは、ライオンの怖い声を聞きなれているという事になるのでしょうか。
やはり自然界は甘い世界ではありませんね。
まとめ
ライオンは、動物園の人気者です。
その風格からして、本物の王のようで本当に格好良いですよね。
また、ぬいぐるみなどのグッズとしても人気があります。
しかし、野生のライオンは草食動物からしてみたら恐ろしい動物だと言えますよね。
声だけでもとてつもない大きさですから。
私がサバンナに産まれるのなら、是非ライオンに産まれたいと願ってしまいます。