ネコ科の動物であるライオンは、歯の本数はネコとほぼ変わらないのは、あまり知られていない事実ですが、特徴的なことは、肉食動物のために、ネコとは歯の作りや大きさが違うことぐらいです。
元々、肉と骨を食べる動物ですから、かなり歯が大きくないと難しいとされています。
そんなライオンの歯について簡単に説明してみたいと思います。
ライオンの歯の特徴は
ライオンの歯を調べてみると、ネコ科の動物ですので、普段いるネコを基準にして考えていきます。
ネコの場合、上あごは切歯3本、犬歯1本、全臼歯3本、後臼歯1本あります。
下あごは切歯3本、犬歯1本、全臼歯2本、後臼歯1本あるため、合計30本あります。
実は、ライオンはネコ科の動物のため、歯の一本一本がかなり大きくできています。
特に骨をかじるために、かなり大きく丈夫ではないと噛むのが難しくなります。
特徴的な部分は犬歯の発達の大きさです。
ここが大きくないと獲物をしとめることができないのです。
また、奥の方の歯は肉をかみ切るためにハサミのような構造をしています。
これも特徴です。
ライオンの歯の本数
この本数は、先ほどあげた本数30本ですが、ライオンの歯の本数はネコと同じと思っていて間違いないです。
しかし、生きていく環境や獲物をとるにあたって必要な歯が発達したのであって、基本はネコと同じものと思ってください。
また、ライオンの歯には、血溝と呼ばれる溝が犬歯にあるのも特徴です。
これがないと、上手く獲物を捕らえることができないのです。
ライオンとネコは全く同じ種類でありますが、
獲物の大きさによって進化をたどってきたので、歯の本数は増えないのに、発達した歯の特徴がライオンと違うのです。
ネコは虫歯の心配をすることがありますが、多くの野生のライオンの歯に関しては歯のトラブルはないものです。
歯を使うのはメスのライオンが獲物を捕らえるのに多く使われてきました。
オスも同じような歯の本数がありますが、体自体が大きすぎて狩りには向かないので、あまり使うことがないようです。
まとめ
ネコ科の動物は、昔は動物を食べてきました。
ネコの場合は魚などを食べてきましたし、ライオンの場合は草食動物を襲って食べてきました。
これに伴って、ネコと同じ歯の構造をしているライオンの歯の本数は全く同じなのですが、特徴に関しては草食動物を食べる必要があったために、大きく発達して、犬歯が大きく奥歯である臼歯が大きくなったのです。
そのために、特徴的な大きな牙が出てきたわけです。
獲物を捕らえるためには必要な大きさとなったので、ライオンの歯の特徴は発達の過程にあったものです。